共謀罪について、国連の特別報告者から首相宛に権利侵害の恐れがあるものとの書簡が5月18日に送付されたということです。
国際的にも、問題のある法案です。
19日に混乱の中、衆議院法務委員会で可決ですから、首相はこれを無視したわけですが
世界からは日本はどのように見られているか、という視点でも考えるべきです。
以下です。(特別報告者の説明も)
2017.5.19
国連プライバシー権に関する特 . . . 本文を読む
教育勅語の道徳教材としての活用を文部科学大臣が否定しないとか
中学の新指導要領で、中学の体育に銃剣道がはいったとか
戦前戦中に回帰したかのようなことが
いとも,平然と認められて,進んでいます。
教育勅語とは、あの森友学園の塚本幼稚園でこそ面たちが唱和している
「朕思うに(ちんおもう)・・・」というものですが、
教育勅語は天皇を主権者とした文章で、いざとなれば天皇のために命を投げ出せ、
ということ . . . 本文を読む
一昨年に成立した戦争法(安保法制法)について、現在全国で裁判が起こされています.
下記は、その裁判の口頭弁論(法廷でのいわゆる「裁判」です)。
提訴してから、裁判が開かれるまでに時間がかかりますので、
下記にない、神奈川、広島、福岡、京都、山口、大分、札幌
でも裁判は起こされています。
本日の札幌での提訴で17の裁判が起こされています。
どの裁判も、どなたでも傍聴できます。
(抽選になると . . . 本文を読む
2017年1月10日 18:00 のシンポのご案内
弁護士会館17階(千代田区霞が関)
無料、予約不要
少年法の適用年齢引き下げに関するシンポです。
成人の年齢を18歳に引き下げようという動きがありますが、
適用年齢を定めている法律には、例えば飲酒・喫煙でも分かるように、それぞれの立法目的があります。
少年法に関していえば、年齢を引き下げれば、18,19歳を大人と同じような裁判を受 . . . 本文を読む
7月10日投開票の参院選で、住民票を実家に置いたまま、進学などのため他の自治体で暮らす大学生、高校生らの一部が、選挙権を行使できなくなっているという北海道新聞の報道に驚きました。
道内の複数の自治体選管が「住所地に生活実態がない」として学生らを選挙人名簿に登録しなかったというのです。北海道新聞のまとめでは、道内で参院選の投票ができない選挙人名簿未登録の18、19歳は少なくとも10町の計283人に . . . 本文を読む
【この参議院選挙では、まず「憲法改正に反対」ている政党を!】
明日は参議院選挙です。
重要な争点は経済だとか福祉だとかいいますが、それは憲法が変わらないことが前提なのです。
今、憲法を変えると行っている政権があり、憲法を変えるに必要な数の国会議員が、この選挙で通ってしまいそうなのです。
「3分の2に届く勢い」「3分の2を阻止する」といっているのはその数なのです。
「自分が投票しても何も変わらない」 . . . 本文を読む
東京都の舛添知事のあまりに不適切な政治資金の使い方は、単に使い方がおかしいというだけではなく、
都民の税金は自分勝手に使っていいという発想、都民の生活苦は関係ない、という政治家としての考え方・姿勢の表れだと思います。
今こそ、東京都にバーニー・サンダースが必要です。
次を考える時には、知名度や派手さではなく、
地道に貧困問題に取り組んできた宇都宮健児さんが、
バーニー・サンダースを担ってくれるの . . . 本文を読む
先日、世田谷で「はなこさんカフェ」ゆる~く憲法を話そう という集いに参加しました。
まず、憲法といえば、このところ『立憲主義』って、よく、聞きますよね。
でもどうしてもとっつきにくい。定義を覚えようと思っても何だかピタッとこない。
そこで、簡単な図を描いてみました。
Q「この憲法から出ている赤の矢印は何でしょう?」
「あ~っ、立憲主義だ!」
そうなんですよね。
立憲主義 . . . 本文を読む