ウクライナはゼレンスキーの指示により、8月6日、ロシア領内に自国軍を進撃させた。
ウクライナ軍、ロシア領内で最大30キロ前進とロシア政府 ザポリッジャ原発で火災 2024年8月12日
https://www.bbc.com/japanese/articles/cpw82werjw4o
これに対抗して、ロシア軍はサポリージャ原発を破壊し始めたと報道されている。
ロシア軍が占拠するウ原発で火災 8/12(月)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6510447
【ロイター通信は、ウクライナの地元当局者の話として、ロシア軍が大量の自動車のタイヤに火をつけたという情報を伝えています。
一方で、原発を管理するロシア側の当局者は、ウクライナ側の砲撃が火災の原因だとしていて、火災は原発の安全性に影響を及ぼしていないと主張しています。
ウクライナ軍が、今月6日に開始したロシア西部への大規模な越境攻撃をめぐり、イギリスBBCは、クルスク原発の50キロ以内に迫っていて、ロシア軍がざんごうを掘って防御を固めていると伝えています。
ロシア軍は、ザポリージャ原発の敷地内への放火でクルスク原発に迫るウクライナ軍をけん制した可能性もあります。】
上のリンク内の映像を見る限り、砲撃やミサイル攻撃ではなく、ロシア軍が大量のタイヤを燃して大きな発煙を演出し、欧州最大のサポリージャ原発を破壊して、ウクライナを放射能汚染させると脅しているように見える。
サポリージャ原発
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
サポリージャ原発は、総出力600万Kw、世界で3番目に大きい原発で、日本の東電柏崎原発に匹敵している。現在は、ロシアの占拠にともなって稼働を停止しているようだ。
ロシア軍は、ドニエプル川の東側、ドネツク州やクリミア半島を占領していて、サポリージャ原発は、ドニエプル川に面しているため、東から西に向かう季節風が吹く季節には、放射能汚染がウクライナを直撃する位置にある。
このため、ロシア軍はウクライナに対する放射能汚染の恫喝を行う道具として利用していて、過去に何回も原発火災を演出している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F
今回、もしもロシアが本気でサポリージャ原発の破壊から放射能汚染をウクライナに送り込む行動をとったなら、たとえ、発電が行われていなくとも、数千トンの使用済み核燃料の冷却停止から破壊に進み、全欧州規模の放射能汚染が起きる可能性があり、その結果、チェルノブイリ事故に匹敵する被害が出るかもしれない。
しかし、原発破壊による汚染の核心部は、おそらくロシア地域と考えられるので、大方の観測では、ロシア軍は恫喝以上の事態には踏み切れないと考えられている。
だが、追い詰められたプーチン軍は、非人道的な攻撃に踏み切る可能性が十分にあって、NBC兵器の使用に踏み切る確率が非常に上がっていることは事実だ。
ロシアのNBC兵器の実態
ロシアの生物・化学兵器全廃は真っ赤な嘘、最新型使用を準備中か ロシアが現在開発している生物・化学兵器を集中解説 2022.11.30
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72909
(有料記事)
ロシア侵攻 生物・化学兵器が使用される可能性は? NHK 2022年4月3日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220403/k10013562941000.html
生物兵器とは?
生物兵器は、人に感染する細菌やウイルスを兵器に利用したもので、核兵器と同じく、大勢の人を殺傷する「大量破壊兵器」です。
ロシアは、旧ソビエト時代からさまざまな病原体を、兵器として利用するための研究を続けてきたとみられています。
具体的にはどんな生物兵器を研究していたのか?
「炭疽菌(たんそきん)」や「天然痘ウイルス」などを利用したものです。
ロシアは、中央アジアのカザフスタンに「炭疽菌」の生産施設を保有していたとみられるほか、ロシア国内では「天然痘ウイルス」の生産・貯蔵も行っていたと考えられています。
このほか、旧ソビエト時代から、「エボラウイルス」や「ペスト菌」などについても、兵器として利用するための研究が行われていたと考えられています。
化学兵器とは?
化学兵器は、化学剤を含む弾薬を爆発させるなどして、大量の人を殺傷する兵器で、生物兵器と同様「大量破壊兵器」です。
ロシアは、旧ソビエト時代から「サリンガス」、「VXガス」、「ノビチョク」と呼ばれる化学兵器を開発してきたとされています。
いずれも、神経伝達を妨げ、呼吸障害を引き起こす猛毒の「神経剤」です。
生物・化学兵器は、禁止されていないの?
いずれの兵器も、使用については、1925年の国際条約「ジュネーブ議定書」で禁止されています。
その後、1975年、生物兵器の開発、生産、保有などを禁止する「生物兵器禁止条約」、1997年には、同様のことを禁じた「化学兵器禁止条約」がそれぞれ発効。
ロシアも、これらの国際条約の締結国です。
ロシアは保有しているの?
条約に基づいて“すべて廃棄した”としています。
2017年9月、プーチン大統領は、テレビ電話を通じて、ロシア国内に残っていた化学兵器をすべて廃棄したとする映像を公開。
プーチン大統領は次のように述べていました。
「ロシアにとって非常に重要で、歴史的な日だ」
旧ソビエトで化学兵器の開発に関わった化学者は?
「すべての化学兵器を廃棄したというロシアの主張がそもそも虚偽だ」
こう指摘するのは、旧ソビエト時代「ノビチョク」などの化学兵器の開発に関わり、その後、ロシアが国際的な合意に反して開発を続けていると告発した化学者ビル・ミルザヤノフ氏です。
そして、ミルザヤノフ氏は、次のように続けました。
「ロシアが廃棄したのは、使用できなくなった化学兵器で、『ノビチョク』などの『新世代』と呼ばれる兵器は保有している。私の試算では、およそ3000トンが保管されているとみられ、数百万人を殺害できる量だ」
ロシアの主張は?
専門家がこう指摘する中、ロシアは“アメリカ側が使用するおそれがある”と主張しています。
プーチン大統領は、3月16日、次のように述べています。
「ウクライナの研究所でアメリカの支援により、コロナウイルス、炭疽菌、コレラなどの実験が行われている。生物兵器が作られたと信じる理由が十分にある」
また、ロシア軍の「国家防衛管理センター」のミジンツェフ・センター長は、3月19日、次のように述べました。
「ウクライナ軍は南部のミコライウ州で有毒な化学物質を使った挑発行為を計画している」
対するアメリカ側の主張は?
「プーチンは追い詰められている。追い詰められれば追い詰められるほど、より激しい戦術を使うだろう」
アメリカのバイデン大統領は、3月21日、ロシア軍が、ウクライナ軍の激しい抵抗にあっていることを念頭に、こう述べました。
また、ブリンケン国務長官も3月17日、次のように述べて、警戒感を強めています。
「ロシアは化学兵器を使ったうえで、それをウクライナがやったとうその主張を展開し、ウクライナの人々への攻撃を強化することを正当化しようとしているかもしれない。より大規模な軍事行動を正当化するために、ジェノサイドをねつ造するのは、ロシアがこれまでもとってきた方法だ」
アメリカ国防総省で、生物・化学兵器の担当を務めた元高官は?
「ウクライナで生物兵器を製造しているというロシアの主張は事実無根だ」
こう強調するのが、アメリカ国防総省で、核、生物・化学兵器担当の次官補を務め、ウクライナやカザフスタンなどで旧ソビエト時代の生物・化学兵器の廃棄に関わったアンドリュー・ウェバー氏です。
ウェバー氏は、アメリカがウクライナに行った支援については「公衆衛生や疾病対策の強化」だとしたうえで、「生物・化学兵器の使用に軍事的なメリットはない」とも指摘しました。
ロシアが使う可能性は?
ウェバー氏は、その可能性について次のように話しています。
「ロシア軍が大きな犠牲を出す中、ウクライナの市民など『ソフトターゲット』がねらわれるようになっている。人々の間に恐怖を巻き起こして、士気を低下させ、降伏を強要する目的で使われるおそれがある」
前出の化学者ミルザヤノフ氏は、化学兵器「ノビチョク」が使用される可能性は「十分にある」と分析しています。
「『ノビチョク』は個人の暗殺だけでなく、戦場で大勢の人々を攻撃する兵器として使用することも想定されている」
もし、使用されたらどうなるの?
「大量の避難民の発生や、感染症の対策など、人道支援にも大きな影響が起きることが考えられる」
ブッシュ政権やオバマ政権で、生物・化学兵器対策に関わったネブラスカ大学のジェームズ・ローラー准教授は、こう話します。
また、ローラー准教授は、戦闘員や非戦闘員の被害はもちろんのこと、ウクライナだけでなく、周辺の国にも影響が及ぶおそれがあることから、診断キット、解毒剤、抗菌剤、治療薬などの準備を整える必要があると訴えています。
そのうえで、ロシアが生物兵器を使用する場合、伝染性の高い病原体を使えば、国境を越えて自国民に悪い影響を及ぼす可能性があることを踏まえ、「ヒトからヒトに感染しない炭疽菌を使用することが考えられる」と分析しています。
ロシアが過去に使用したことは?
欧米は、ロシアが化学兵器「ノビチョク」を使用、または、使用に関与したことがあるとみています。
具体的には、以下の2つの事件です。
▽2018年3月 イギリスで、ロシアの元スパイのスクリパル氏とその娘がねらわれた暗殺未遂事件
▽2020年8月 ロシアで反体制派の指導者ナワリヌイ氏が襲われ一時意識不明に陥った暗殺未遂事件
また、OPCW=化学兵器禁止機関は、シリア中部のハマ県で2017年3月、アサド政権軍が反政府勢力の支配していた町に対し空爆を行い、サリンガスなどの化学兵器が使われたと結論づけています。
これについてアメリカ国務省は「アサド政権に対するロシアの支援が、化学兵器の継続的な使用を可能にした疑いがある」として、ロシアの関与を指摘しています。
使われた場合、欧米はどう対応する?
ロシアに対する追加制裁やウクライナへの支援の強化が予想されます。
ただ、軍事的な対抗措置にまで踏み切るかどうかはわかりません。
バイデン大統領は、3月24日、化学兵器が使用された場合について「相応の対応をとる」と述べる一方で、軍事行動による対抗措置の可能性については「その時に判断する」と述べるにとどめています。
軍事行動について、バイデン大統領は、核を用いた第3次世界大戦につながりかねないとして一貫して否定してきましたが、NATOによる軍事行動も排除しない姿勢を示したのは、プーチン大統領に、なんとか生物・化学兵器の使用を思いとどまらせるねらいがあったとみられています。
しかし、ミルザヤノフ氏は「ロシアがこうした声に耳を傾けるとは思えない」として悲観的な見方を示しています。
**********************************************************
引用以上
ネット上に、阿修羅掲示板を核に、「プーチンとトランプはグローバリストと戦っている」などとともに、「ウクライナ軍は、ネオナチだ」と決めつける、まるでロシア政府のプロパガンダのような論調が少なくないが、私は、最初からプーチンやトランプの非人道的な正体を思い知らされてきたので、彼らのように欺され、洗脳されることはなかった。
プーチンとトランプの本質は、徹底的な利己主義者であり、自分たちの利権と名誉以外の興味など存在しない。
プーチンの正体は、サイコパスであり殺人鬼である。プーチンの意思による殺人犠牲者は、おそらく100万人に迫るのではないだろうか?
トランプの正体は、強欲で傲慢なパワハラ、セクハラマニアにすぎない。
何が「反グローバリスト」だ、アホか!
私の親族が、社会党役員(愛労評事務局長)だった父の紹介でモスクワ大学に留学したのだが、連れて帰ってきた嫁は、文句のないFSB(KGB)スパイだった。(今はロシアに帰国して行方不明)
私は親族から詳しい話を聞いて、ソ連=ロシアという国の恐ろしい正体をさんざん思い知らされていた。プーチンは、ロシア独裁と殺人、腐敗の核心にいるFSB長官だったのだ。
かといって、ゼレンスキーが「正義の英雄」というわけではない。旧ソ連の兵器製造地だったウクライナ政府は、上から下までロシアの利権汚職に腐敗しきっていた。
ゼレンスキーは、政府とは無関係な役者だったので、比較的腐敗に縁遠かった立場が、国民に期待されたというだけにすぎないが、ユダヤ人コネクションのなかで、やはり何らかの不正なつながりと無縁であることはできないと考えている。
ただ、阿修羅掲示板に集う親プーチン派の人たちが洗脳されているように、「クリミアにおけるネオナチのアゾフ連隊が大虐殺を行い、これが理由でロシアが侵攻した」というのが真っ赤なウソであることは、田中龍作はじめ世界中のジャーナリストが真相を明らかにしている。
プーチンの人間性を無視する傲慢な独裁姿勢から、今回のようにロシア越境攻撃で戦況が追い詰められてくると、ほぼ間違いなくNBC攻撃を仕掛けてくると確信している。
ゼレンスキーは、越境攻撃がNBCとりわけ核兵器使用の口実となることを承知で、なぜ行ったのか?
「交渉を有利に進めるため」と弁明しているようだが、それは逆効果にしかならない。まだまだロシアには余力があり、世界最大級の核兵器を使用する最後の切り札が残されている。
https://nordot.app/1195392543321538818?c=724086615123804160
プーチンは、ロシア国内でも激しい批判を浴びて追い詰められていて、絶えず暗殺の危機に遭っているともいわれる。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2022/09/12/23788.html
私は、プーチンは暗殺されると予想しているが、それによって戦争が終わるよりも、逆に、第三次世界大戦への導火線となるような大戦争に発展する可能性の方が強いと思う。
私はゼレンスキーに隠された意図があるように思い始めている。彼は本質的にユダヤ人であり、タルムードの選民主義、世界観なのだ。
この戦争の尻拭いと、ウクライナ国家破産の尻拭いは日本政府に押しつけられ、岸田文雄は、それを喜んで受け入れている。
ウクライナが債務不履行に陥った場合、「保証人」の日本が世界銀行の損失を負担=消息筋 スプートニクス 2023年7月1日
https://sputniknews.jp/20230701/16423137.html
(スプートニクスは、ロシア政府の御用メディアなので、もちろん信用する必要はない)
しかし、岸田政権が、国内の大増税による資金をウクライナに貢いでいるのは(アメリカの指示で)事実だ。
【解説】「そんな額あるんだったら…」日本のウクライナ支援“1兆円超” 巨額支援に疑問の声も 西側諸国も「支援疲れ」イット!2024年2月26日
https://www.fnn.jp/articles/-/662513
実額は1兆6000億円との説もあるのだが、これを日本国民勤労者6000万人で割ると、約27000円になる。日本国民は、ウクライナに勤労者一人が自分の収入から約3万円を献金させられていることになる。
さらに世界銀行がウクライナ破産の始末を「保証人」日本に押しつけるなら、この数十倍になるだろう。
これが岸田文雄の置き土産ということになる。
日本によるウクライナ支援金が、本当に有効に使われているかというと、それはありえない。ウクライナ政府は上から下まで汚職天国だからだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1f8fe3a17d3c9fbcbcf064ba3bd53d0b8684fe3
これは上にも書いたが、かつてウクライナがソ連の兵器廠だったことが関係している。ウクライナの兵器工業は、ドロドロに腐りまくっているのである。
かつて、中国が遼寧という空母をウクライナから購入したときも、北朝鮮が水爆実験に成功したときも、ウクライナの汚職体質が関係している。ウクライナ汚職関係者が、事情を承知で協力したのだ。
「金になればなんでもやる」のがウクライナ産業の実態なのだ。
私は日本からの支援金の大半も、汚職に消えたのではないかと疑っている。
今回ゼレンスキーが、ロシア領土に侵攻した理由も、もしかしたら戦略的理由ではなく、ロシアにNBC兵器使用の口実を与えるためだったのではないか、とさえ疑うのだ。
もちろん、だからといってロシア、プーチンを支持する理由には絶対にならない。