ＦＩＳ/ＧＳＬラディウス変更

ついこの前まで残暑が厳しいと思っていましたが、今朝はいきなり初冬の様な気温になってしまいました。
今年は15夜も早かったので、シーズン到来も早いかもしれませんので、大いに期待しています。
10月1日の日本経済新聞にも載りましたが、ＦＩＳ(国際スキー連盟)の発表では、現行ＧＳＬスキー板のサイドカーブ/Radius(回転半径)の規定は、男子27m、女子23mが2012-13シーズンより男子35m、女子30mに改正されます。
昔と云うか我々の時代のノーマルスキー(カービングスキー比較)とほぼ近いサイドカーブスキーになります。
カービングスキーになってから数年前までは、ＷＣレースのＧＳＬで、女子選手が転倒しないでゴールしたものの靭帯断裂と云う事故が発生していましたが、ここ1～2シーズンは男子で同様の事故が発生して大きな問題になっていましたので、選手の安全を守る見地からＧＳＬスキーのラディウスの見直しが行われました。
このルール改定により、改めてスキー技術の基本が見直されることになりますので、皆さんもスキー技術の基本とは何ぞや！と雪上に行く前に理論的に考えてみましょう。
時間とお金を上達に費やしているスキー狂の皆さん、費やした分だけタイムアップやレベルアップの元を取っていますか？知る限り元を取ったと云うスキーヤーにあったことは僅かしかありません。
今までのスキー技術の常識に捉われず、スキー技術理論について謙虚になって見直しては如何ですか。
必ずや今シーズンレベルアップのヒントが見えるでしょう。