冬龍門の日記

スキーティーチングスクール冬龍門の日記

シーズン到来に寄せる思い。

2008-10-21 14:52:08 | Weblog
各地より紅葉の便りが届き、TVや新聞紙面でも鮮やかな紅葉が色彩を放っています。
9月後半に北アルプスの初冠雪をお知らせしましたが、それから日々秋の様相を目の当たりに、スキーシーズン到来を待ち焦がれているスキー狂の皆様は、一日も早い初滑りに想いを馳せていることでしょう。
先週には、国内でいち早く富士山の裾野にあるスキー場「イエティ」がオープンしましたが、多くのICS(ICE CRASH SYSTEM)を完備しているスキー場に取って、原油高騰の煽りを受けて経費削減を強いられて、思うような雪造りが出来ず歯痒いことを思うと、一スキーヤーとして心穏やかにとは行かない心境です。
19日(日)の朝日新聞によると、長野県王滝村の村営→民営化した御岳スキー場が、バブル期に過疎化対策の一環として積極的な設備投資を行った結果、景気低迷に陥った現在、借金返済の重さを示す「実質公債費比率」が、2年連続で全国ワースト1となったと報じられています。
村営だったころに何回か行ったことがありますが、スキー場従業員が営業時間に到着して、それから始業点検して営業開始と云った状態で、お役所仕事の典型でこれでは将来が思いやられるぞ思っていました。
御岳スキー場のトップは標高2,100mもあり、ボトムのリフト乗り場まで途中極端な急斜面もなく7-8kmのロングコースがパノラマと云った感じで延びていて、滑りの醍醐味を存分に満喫出来るような素晴らしい環境ですが、村営故のサービス不備がその通りになってしまった事は残念の一言です。
スキー場の立地環境とコースは、国内でも最高と云って良く、一日も早い立ち直りを期待したいものです。


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