昔、1wにも満たないQRPなハンディ機が主役だった時代がありました。
そのきっかけを作ったのは、スタンダード(マランツ)のC401という430MHzのわずか230mwというQRPのハンディ機でした。
これが、その時代流行っていたスキー場でハンディ機(映画「私をスキーに連れてって」の影響ですね)という使い方や、多機能ハイパワーにお腹一杯だったユーザーにヒットしたんですね。
小型計量、なおかつ単三乾電池2本で動くというのも魅力的でした。
C401はその後、
・C101:144MHz
・C501:144/430MHz
・C601:430/1200MHz
・C701:144/430/1200MHz
と進化を続けました。
当然、他メーカーも黙っている訳もなく、当時ケンウッド(現:JVCケンウッド)から登場したのがTH-K7でした。
ちょうどC501のライバル機にあたるのですが、アドバンテージとして「FM放送が聴ける」というポイントがありました。

(ガンダム系のデザインが何とも良いです。)
ただ問題もあって、FM放送はイヤホンでないと聴けない作りだったんです。
FMアンテナがイヤホンのケーブルだった事もありますが…。
で、当時私は眼瞼下垂の手術で短期入院した事があったんですが、この時は素直にイヤホンでFMを聴いていました。
その後時は流れ、遅ればせながら気付きました。
スピーカーマイクを使うと、ここから音が聞こえるんですね!

これでイヤホンのから解放されました。
今更ながらTH-K7にハマっております。
私、この手のハンディは結構持っていまして…
スタンダード
・C401
・C501
・C601
・C701
・C510
ケンウッド
・TH-K7
アイコム
・IC-Q7(デッドストック未使用)
を所有しています。