嘉門達夫が歌う「天才バカボン」の主題歌

本題を前に赤塚不二夫先生のご冥福をお祈りします。

赤塚先生の代表作と言えば「天才バカボン」だが、嘉門達夫さんが平成版の主題歌を歌っていたのはご存知だろうか？

そのタイトルは「タリラリラーンロックンロール」である。

もともとは「元祖天才バカボン」の主題歌の「タリラリランのコニャニャチワ」がモデルなのでは？

平成２年にこのアニメが放送されたとき、某大手菓子メーカー勤務の私はよせばいいのにＣＤシングルを借りてしまった。

たしかそのジャケットのイラストは嘉門さんがバカボン一家とノリノリでロックンロールしているイラストだった。今思うと買えばよかったのに。

個人的にはカップリングの「その日は朝から夜だった」が嘉門さんらしくて好きです。

その後「勝手にシンドバッド」のカバーがシングルとして発売されたが、最初桑田さんを大激怒させたらしい。その後「替え歌メドレー」がヒットするが、嘉門さんの曲で面白いのは師匠（桑田佳祐）同様放送できない曲である。

赤塚先生の作品は私たちに夢を与えたばかりではなく、影響を受けた作品も多いです。お酒が原因で体を壊し、０２年に脳出血で倒れ、０４年以降は植物状態になっていたといいます。漫画同様ハチャメチャなエピソード（特にお酒）が多かったといいますが、彼の夢は視覚障害者のための絵本を作り、その本がベストセラーになったといいます。

最後に今のアニメはマニア受けするものが多いけど、本当に面白い作品は赤塚先生が描いたようなものだと私は思います。