今日は新学期スタートであるとともに岡田有希子さんの命日です。
先月から体調を崩し、コロナに感染(完治しました。)したため、今日母のお墓参りに行き、彼女が命を絶った時間に黙祷しました。
母のお墓に行くときに車の中で平成24年に行われた桑田佳祐さんのソロライブ「I LOVE YOU〜now&forever〜」のDVDに収録されている「愛しい人へ捧ぐ歌」の「胸の振り子はあの日で動かない」という歌詞は38年経っても癒えない彼女のファンの心を映しているのではと思った。
昨秋松任谷由実さんのライブを見た後に「人魚姫の夢」とご主人の松任谷正隆氏が作ったアルバムの表題曲でもある「十月の人魚」は似ているとブログで書いたようにコロナ以後の生きづらさが映し出されている。
彼女が亡くなった当時、高校の入学式で、名鉄岐阜駅はまだ新岐阜駅だったし、岐阜バスのターミナルも汚かった。名鉄の定期券はすぐに買えたんだけど、岐阜バスの定期券を買うのに凄く待たされました。
帰宅後に見た中日新聞の夕刊で彼女が亡くなったことを知り、絶叫しました。
先にも書いたように桑田佳祐さんの「愛しい人へ捧ぐ歌」のように胸の振り子はこの日で止まってしまいました。
それは自分だけではないことを父の姿を見て知りました。
父が兄貴のように慕った人の死後、父は奥様と一人息子さんに迷惑をかけるからとあえて縁を切りました。
私の場合、離婚後子供がいなかったのと向こうの家族がモラハラ気質の強い人間で機能不全家庭ということもあり縁を切りました。住んでいた美濃市も観光でさえ行けません。
父も私も母の死で心の振り子が止まったけど、ふたりで支え合って生きていますと言うより生きるしかないんです。
彼女のお墓のある愛知県愛西市は我が家から車で1時間半かかる場所です。高速では行きづらい場所です。墓石には画家になる夢と絵を描きにもう一度スイスに行きたかったと書いてあります。
私もイラストレーター希望で、日比野克彦氏の母校でもある加納高校の美術科に行きたかったけど、勉強でつまづきました。
実はメンタルクリニック受診時に私は発達障害の検査を受けました。受験戦争と校内暴力のあおりで管理教育になってしまった結果が発達障害やHSPのように繊細すぎる性格の子供が生きづらい環境を生み出してしまいました。30年前に羽島市で起きた女児が殺害された事件も加害者がいじめが原因で引きこもりだったということから発達障害でないのかと思うようになりました。
何故このようなことを思うようになったかというと、姪が自閉症スペクトラム障害だからです。
大尊敬するジャズピアニストの大江千里さんの言葉を借りますが、子供が親や教師に支配されず、自分の生き方を自分で決める世の中になって欲しい。友達に裕福である反面、父親に絶対服従の家庭に育ったストレスから問題行動を起こしたのを見ているからです。