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スーパーももちゃんはミスうちゅうかん

サザンファンの介護福祉士です。阪神の糸井選手と同じ誕生日なのでこのタイトルになりました。

NOKKOはなぜ「MOON」を書いたのか。

2017年09月17日 17時07分31秒 | ももちゃんソングブック

今日は一日中台風のニュースです。

 

明日果たして仕事ができるかどうか心配です。

 

本当はこのことも昨日書こうと思っていました。

 

スージー鈴木さんがツイッターでレベッカの「MOON 」のことを書いていました。

 

それも「NOKKOは作詞家としても素晴らしい」と。

 

「MOON」は昭和62年にリリースされたレベッカのアルバム「POISON」の2曲目に収録されており、「せんぱい」という声が入っていることで「これはオカルトソングだ!」と大騒ぎになった「いわくつき」の曲で翌年にシングル化されています。

 

私はそれをFacebookで見ましたがその時に「今から29年前に名古屋市で起きたシンナー中毒の不良グループにカップルが集団暴行で殺害されるという事件の加害者の一人にこの曲と似たような境遇に育った少女がいた」とコメントしました。

 

事件の背景には弱いところを見せたら負けと言う集団心理の暴走があったといいます。それは闇サイト事件も同じです。

 

この事件と10年前に起きた闇サイト殺人事件は名古屋市で起きた凄惨な殺人事件として決して許すことはできず、加害者に対しては憎しみ以上の感情と2度と起きてほしくない事件であるということと事件の背景に加害者が世間から落ちこぼれ、ゆがんだ集団心理から落ち度のないカップルと女性を殺害したということで「こういうやつらが生まれたのは頭からつま先まで規則で管理して、勉強ができない子は切り捨てと言う教育をしたせいだ」と言う感情になりました。

 

事実自分の周りも落ちこぼれた人間に対する差別は半端なかったし、底辺校に行けただけでも幸せと言うのもありました。

 

それを批判しても被害に遭った人は救われないし憎しみの感情が倍増するだけだ。

 

今年は「ブロンドザウルスの逆襲」以来の28年ぶりの全国ツアーで、私は8月19日の愛知県体育館公演を見に行きました。

 

その時も「MOON」を歌っていました。場所が名古屋ということもあって、複雑な気持ちで聴きました。

 

もう一つは当時ヒットしていた少女漫画「ホットロード」にインスパイアされたのではと。

 

この漫画は自分が望まれて生まれた子供でないことを知った主人公が友達がきっかけで不良となり、そこで出会った一人の不良少年に惹かれるようになる。しかし彼が暴走族のリーダーになったことでその抗争に巻き込まれてしまうという悲しい話です。

 

今は毒親の問題にもあるように母親と娘のぎくしゃくした関係が大きな社会問題となっています。自分も落ちこぼれたことでその被害者意識を背負って大人になり、自分が不幸なのは教育や親のせいだと責めたこともありました。ワイドショーを見ると心のこじれた女性有名人のスキャンダルが多いのもそのせいなのかもとふと思ってしまいます。

 

名古屋アベックの加害者の一人の少女もホットロードの主人公も心がこじれた孤独な人間なのかもしれない。

 

30年前の物語でありながらアニメやドラマや映画にするのは難しく、平成26年にのん(能年玲奈)さんと三代目J Soul Brothersのボーカルでもある登坂広臣さんとの共演で映画になりました。

 

登坂さんは「POISON」が発売された年に生まれました。

 

現在NOKKOは熱海市に住み、06年に娘さんを43歳で出産したことで人生が変わったといいます。愛知県体育館公演の後も急いで新幹線に乗り、ご主人の保土田剛氏と娘さんの待つ熱海に帰ったとFacebookに写真が載っていました。

 

30年前女の子の複雑な気持ちを描いた曲を作ったNOKKOも紆余曲折の人生を送ったといいます。

 

今年はかかりつけの歯科医の先生が理不尽な事件で亡くなり、母がステージ4の大腸がんと精神的にもつらい年でした。そんな中で「生きること」について考えさせられる年でもあります。

 

明日のMステの特番にもNOKKOが出るのでしっかり録画予約しています。

 

 

 

 

 

 

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