壁は、分断の象徴なのですね。

私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破る
ほどに力のあるものです。【コリント人への手紙　第二　１０章４節】


昼前からは、良い天気になりました。

朝のうちは雲がありましたが、昼前には太陽が燦々とふりそそぎ
ました。
ラジオで、境という話題で、トークがなされていました。
私が体験したうえで一番の壁は、やはりベルリンの壁です。
４５年ほど前ですが、技術研修の名目でドイツの会社で働いていて、
観光で、東ベルリンに行くこととにしました。
当時は、東西ドイツに分割されていて、ベルリンに行くのも大変でした。
私は、列車でベルリンに入りましたが、東ドイツの様子は西ドイツに
比べると、貧しいなと感じました。
観光客は、２４時間の滞在が許され、東ベルリンに入ることができました。
（記憶があいまいで、もう少し長かったかもしれません。）
私は、チャーリーポイントから入りましたが、両方の税関でパスポートを
見せて入りました。
東ベルリン側から壁を見ようと近づきましたが、直ぐに憲兵がやって来て
追い返させられました。
壁の手前には、建物ががなく柵が置かれ、地雷が設置されていました。
緊張した、わずかな滞在でした。
帰りも列車で帰りましたが、国境の駅では両側に塀のあるところに停車、
車内には憲兵が乗り込み、ひとりひとりパスポートを点検していました。
列車の外には、何人かの憲兵が、軍用犬を放して列車の下を調べていました。
とても緊張した覚えがあります。
列車の下に隠れて、脱出した人もいたのです。
西ベルリンの壁の前には、脱出しようとして命を落とした人の記念が多く
ありました。
壁は、分断の象徴なんですね。、
壁は、破られました。
感謝します。


朝のうちは雲が多く、鈴鹿の山々は見ることができませんでした。


雲の様子が、おもしろかったです。


パンジーとビオラの、花壇があります。


ラッパ水仙の、葉が伸びてきました。