徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

終戦のエンペラー

2013-08-10 18:42:02 | 日記
今年の夏、1本の衝撃的な映画と出会いました。

ハリウッド映画「終戦のエンペラー」です。


映画のキャッチコピーにはこう書いてありました。

「1945年8月、マッカーサーが命じた極秘調査。そこには、日本の未来を決定づけた知られざるドラマがあった。」

1945年8月、日本が連合国に降伏し、第二次世界大戦は終結しました。

まもなく、マッカーサー元帥率いるGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が上陸。

日本は米軍の占領統治を経たのち、復興の道をひた走ります。


しかし、そこには1ページではとても語り尽くせない、驚きの真実が秘められていた。

すべては、マッカーサーが部下のボナー・フェラーズ准将に命じた、ある極秘調査から始まった。


「この戦争の真の意味での責任者を探せ。」


それは日本文化を愛するフェラーズにさえ、危険で困難な任務だった。

やがて、連合国、マッカーサー、フェラーズ、そして日本の元要人たちの思惑が激しく交錯するなか、謎がひとつひとつ解き明かされていく・・・というストーリーです。


実話をもとに、日本の再建というテーマを深く伝えるためのフィクションを織り交ぜた企画を立ち上げたのは、日本人女性プロデューサー・奈良橋陽子さん。

『SAYURI』『バベル』『ラスト サムライ』などのハリウッド映画のキャスティングや、1970年代には日本で<ゴダイゴ>というバンドをプロデュースし、作詞(ガンダーラ、モンキー・マジック等)も手がけた女性です。


この映画を観て、私たちは本当に大切なことは教科書では教えられていないということを改めて痛感しました。

日本史の授業は現代の部分はほとんど授業を受けた記憶がありませんし、太平洋戦争が何だったのかは、大人になって知ることになりました。


この映画の中に出てくる象徴的な1枚の写真があります。

戦後、天皇陛下とマッカーサーが並んで写っているものです。


この1枚の写真がどれだけ重要な意味を持っていたのか?

なぜ、日本は日本人としての誇りを失うことなく復興を成しえたか?

そして、昭和天皇という一人の日本人の功罪と功績は?


日本人として知っておかねばならない事実がそこにはありました。

広島、長崎の原爆ドームや原爆記念館と同様に。


もうすぐ終戦記念日です。

これからの日本を担っていく高校生の皆さんにも、ぜひ観て頂きたい映画です!!


☆ドラゴン