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フェアーを成功させるにはー1.こだわりの「3たい」

2012年10月09日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、フェアーを成功させるにはー1.こだわりの「3たい」、です。

エコカー補助金が終了し、新車販売に陰りが心配されている中で、目標の台数を確保するには、
攻めの営業活動が不可欠だ。

例えば、訪問活動の量を20、30%を増やすとか、車検の入庫促進活動を前倒しで実行するとか、
あるいは展示会や試乗会の回数を増やすなど、行動の量と質を豊富にすることである。

そんな中で、購買意欲を喚起するフェアーが、車両販売の発火装置として見直しされている。
チラシ効果が薄れフェアーの予算などが減らされている今、もう一度フェアーの原点に帰る
必要がある。

それは、フェアーはフェアーの開催が目的ではない。
集客が第一義的な目的であり、そこから見込み客を発掘する。
いわば購買意欲の「発火装置」としての役割がフェアーである。

あるいは、より深く、太く人間関係を築き、心情的な繋がりを図って、
囲い込みを行うなどのためにフェアーを開催する。

この目的のために、何をフェアーの「目玉」にするかを決めていく。
こうした本来のフェアーの開催が必要なことだ。

ところが、会社も営業担当者も、フェアー疲れが溜まって、フェアーのためのフェアーになり、
マンネリした活気のないフェアーになっている。

当たり前のことだが、フェアーが成功するかどうかは、中身で決まる。
そこで、目玉が目玉になっているかを検証することだ。

目玉と言うのは、「フェアー限定」であることだ。
商品の目玉、出し物の目玉が揃ってこそ、フェアーによる集客効果が大きくなるのだ。

出し物の目玉、特に感謝祭などの場合に屋台がでる。
焼きそば、焼き鳥、おでんなどが定番だが、こうした食べ物は、どこでも食べられるような
ものでは、集客効果は薄い。

「食べてみたい」と思ってくれるような中身でなければ、目玉にはならない。
どこそこの名産、特産品を食材にするとか、B級グルメで有名になった料理にするとか
でなければ「行ってみたい」「見てみたい」とはならない。

つまり、食べてみたい、行ってみたい、見てみたい、という「3たい」が揃わないと
目玉にならないのだ。


問い合わせ先 株式会社ティオ


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