おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、査定よりも試乗がモノを言うー2.試乗で心がけること、です。
試乗を行うに当たって、私はいつも次の三カ条を、心がけと
している。
・お客さまのニーズや課題が何かをつかんでおくこと
・五感に訴える試乗をすること
・ダラダラと試乗させないこと
試乗は、試し乗りだが、何を「試す」のかが大事だ。
単に、新型車と言うだけで、試乗を進めるのは、営業マンとして
避けること。
試乗の目的にあるように「確信」させるために「試乗」を行うのだ。
したがって、先ずはお客さまの要求、要望、課題(現有車の不満点)が
何かを掴んだうえで、試しに乗っていただくことだ。
五感に訴えるとは、見て、触って、聞いて、嗅いで、実感(味わう)させること。
したがって、先ずは「外観」「内装」「新しい機能・装備」などの説明が必要だ。
その上で、実際に手に触れさせる、体で感じてさせること。聞いてとは、
エンジン音(排気音)、ドアの閉まったときの音、風切音、タイヤノイズ、
オーディオなどのビジュアル関係の音などを聞いてもらうこと。
嗅ぐとは、室内の新車独特の臭いを嗅いでもらい、購入時のイメージを持って
貰うこと。
そして最後の「実感」とは、走行フィーリング(走る、曲がる、止まる)を
試乗コースから感じてもらうことだ。
したがって、五感を意識したセールストークや説明の順番を決めておく
とよい。こうした準備がないままで、試乗させると「粗探し」の試乗
になってしまい、試乗が仇となるのだ。
株式会社ティオ
お問い合わせ
最新の画像[もっと見る]
-
H24年度整備白書の詳細ー5.意外と少ないディーラーのECU診断有料化率! 11年前
-
H24年度整備白書の詳細ー4.工場新規の伸びが鈍化傾向! 11年前
-
H24年度整備白書の詳細ー3.整備要員の獲得が困難に! 11年前
-
H24年度整備白書の詳細ー2.ディーラーの点検カバー率が初の90%台に! 11年前
-
H24年度整備白書の詳細ー1.整備売上減少は、台数減少の影響が大! 11年前
-
指定整備コンプライアンスー2.小さなミスを軽視しない 11年前
-
指定整備コンプライアンスー1.情報を共有する 11年前
-
営業活動の5S-5.顧客情報を「躾」る 11年前
-
営業活動の5S-4.顧客情報を「清潔」にする 11年前
-
営業活動の5S-2.顧客情報を「整頓」する 11年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます