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中古車のネット通販を考える!

2010年01月20日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、中古車のネット通販を考えるです。

日経新聞に、マイボイスが行ったアンケートの結果が紹介されていた。それによると、衣料品を購入する場所で一番多いのが「インターネット通販」だと回答した人が11%いるという。しかも、09年は04年調査と比べて5%も伸びているという。

こうしたライフスタイルを「巣籠り消費」と言うそうだ。ネット通販、カタログ通販、ケータリングなどを利用し、外出せずに家の中での生活をたのしむ消費傾向のこと。08年の年末商戦から広く使われるようになった。「家ナカ消費」「ウチごもり消費」などとも言われる(一部知恵蔵2009より引用)。

特に、ガソリン価格が高騰した08年ごろに、外出を控え、レジャーや外食を減らすニュースが目についた。その結果、「すかいらーく」が昨年39年の幕を下ろした。「ディズニー」も130店舗を閉店するという。

一部のセブンイレブンが商品を配達までする時代だ。インターネットというインフラが整ったことも、巣籠り消費に拍車をかけている。楽天の業績は順調と聞くし、他の通販もリアル店舗をしり目に業績を伸ばしている。

ネット通販が伸びているのは、時間的制限と場所的制限がないことだ。また、価格やデザインなどの比較ができる点も受けているという。家に居ながらにして、遠方のお店に行ったように買い物が出来る。これは便利なことだ。

そこで、中古車販売も本格的にネット販売への対応を急ぐ必要がある。特に、在庫車の見せ方の工夫が必要ではないだろうか。共有在庫が進む中で、独自の見せ方が難しいのは確かだが、逆に考えれば、だから独自の見せ方で差別化が図れる。

例えば、傷やへこみなどがある場所に印をつけて表示し、クリックすればその箇所が大きく見えるようにする。あるいは、下回りも見せる。その他、ブレーキパッドとタイヤは厚みを見せる。バッテリーは、電圧を計測しそのデータを見せる。つまり、興味あるお客が展示場にいるのと同じように見せるのだ。

これは、価格に対する信頼と説明を兼ねていることになる。面倒ではあるが、ネット通販を本格化させるには、必要なことと考えるがいかがだろうか。やってみる価値があると思うのだが・・・・。

 
株式会社ティオ
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