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子供と関わらせてもらう事②

2014-08-08 | ピアノ
昨日も、発表会の曲について記した。

今日は、その続き。


小学2年生の女の子の母様から

「この曲、うちの子には無理です!
 曲を変えてください。」


と、言われた。


その母様の話によると、

「うちの子は、くじけやすいんです・・・
 こんなに難しい曲を与えてしまうと、ヤル気をなくし、
 全然練習しなくなってしまうんです。」

と、いう事らしい。



なるほど。


そういう事もあるのか・・・。


さて、どうしましょう?


私なりに、懸命に考え・・・提案しました。


「とりあえず、”ピアノの練習をしなさい”と言わずに
 ただ見守ってくださいませんか?

 私なりに、本人が自ら練習したくなるように色々やってみます。
 発表会までは、あと7ヶ月もあります。

 今は、無理だと思っている曲でも、7ヶ月もあればなんとかなります。
 発表会の3ヶ月前になっても、無理なような場合には
 曲変更を考えるかもしれませんが、きっとできますよ♪」

と。


「でも先生、実は学校の先生にも・・・
 この子は、他の子よりも何事においてもやることが遅いって
 言われてるんです。
 しかも、他の習い事も習ってすぐにイヤになって辞めちゃったし
 せっかく続いているピアノまで嫌いになっちゃったら・・・」

と、母様の心配は延々と続く。


そんな母様に、どうにかこうにか納得してもらい
数ヶ月は、黙って見守っていただく事にしました。




ワタシ・・・大丈夫かしら?



でもね。

学校や家での彼女の事は、全く知らないけれど、

私がピアノを通して、彼女と関わる中で、

確かに、人と比べたら理解するのに時間がかかってるけど

他の子よりも出来てる事もあるから、
その曲は彼女にとって無理ではないと思うんだよね。
 

何より、

一度決めた事を、簡単に変更したくない。

「無理だと言えば、変えてもらえる・・・」

なんて、その子に思ってほしくない。


やると決めた事を、やる。


そのために、どうするか?
何をしたら良いかを、一緒に考えていきたい。