めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

不安な夜に~百合根粥~

2007-11-20 | 薬膳&食療(その他)
昨夜はものすごく沢山夢を見ました。

どの夢も“落ち着かない”“不安”といった感じの夢でなんだか起きた後も心の中が落ち着かない感じ

昔体調がものすごく悪かった時期があって、そんな時は毎晩こんな感じだったなあ・・・・


体調が良くても夢を見ることの多い私。姫様の睡眠妨害も手伝ってあまりよい睡眠を得られない事の方が多いのですが、ここ半年カフェインを控えてからは比較的質のよい眠りを得ていました。

そういえば昨夜夕食後、週末クマ子で買った“クマ子ロール”の残りを食べた時に大黒柱サマの飲んでいた紅茶(職場の方のイギリス出張土産のハロッズのダージリン)を一口もらったけどまっまさか一口で??

一口の紅茶よりもむしろ“遅い夕食+食後(寝る前)にケーキまで食べている”事の方が問題でしょう


夕食早い時間に食べたいなぁ


まあ、自分でできることからやるしかないので、今朝は百合根粥を作る事にしました

精神安定効果のある生薬&食材は幾つかありますが、その中でも“不安”を伴う場合にピッタリなのが “百合”です。

これは“百合根”を乾燥させた物(→正確な加工法は、「熱湯にさっとくぐらせてから乾燥させる」となっています)。今朝は“百合”を使ったのでいつもの「食材辞典」ではなく「中薬学」の本から紹介します。



百合:味甘、性微寒。肺・心系に入る。養陰潤肺止咳(陰を養い肺を潤すことで咳を止める)、清心安神(心を静め精神を安定させる)



特に虚熱(陰が足りない事で陽が相対的に余り熱となる)があって落ち着かない場合に、陰を補う事でその熱を冷まします。

心に対する効果を得る為にはそのまま使用、肺に対する効果を得る為には更に蜜で炒ると言う加工が必要になります。



《百合根粥》 冷やご飯茶碗2杯分 百合(生薬)大匙1 水適量

作り方:百合を水で戻す(水に30分浸す)→火にかけて10分くらい煮る→冷やご飯を入れて好みのやわらかさになるまで煮る。



本格的なお粥にするには米から炊くんでしょうけど、私はたいてい冷やご飯を使っちゃいます。普段からシャトルシェフ(真空保温調理器)や圧力鍋を使って調理しているので長時間煮込むのは目が離せないし、何より換気扇がうるさくてイヤなのです。

これを朝と夜の二回に分けて食べようと思います。これで今夜は安眠かしら~


モチロン百合根を使った方が美味しいし、効果も少しは期待できるので是非お試し下さい。

百合根といえば、、先週末外出の帰りに“百合根”を探しに駅ビルの地下によったところ、売っているのを発見!したのですが、ゆっくり見ている間に最後の2個をパワフルなオバサマに先に買われてしまって

生薬の“百合”はまだあるし、大黒柱サマは「百合根入りの茶碗蒸しは年末か正月のイメージ」とおっしゃるのでその頃にまた買いに行くとしましょう。




それにしても“クマ子ロール”美味しかったな~先週末に食べた“ジャージーロール”も良かったけど、我が家の好みは“クマ子ロール”の方。

カスタードクリームが中心にある為か?生地事態の卵の割合は“ジャージー”よりも低めでした。生クリームとカスタードクリームの2つの味を楽しめる方が好き

シュークリームもそうだけど、生クリームとカスタードクリームが混ざり合って1つのクリームになっているよりは、生クリームとカスタードクリームが独立して?入っていて、自分で割合を変えたり別々に味わったりする方が楽しみが何倍にもなるので好みなのです

今年は自分でクリスマスケーキを焼こうと思っているので色々食べて研究しなきゃ~






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