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妙高市 地域のこし協力隊・サポート人ブログ~妙高発 広げよう地域の輪・和・話~

地域のこし協力隊と地域サポート人が地域で見聞したこと・地域の魅力をリアルタイムで発信していきます。

「深山の里」そばオーナー募集中!

2017年03月29日 | 長沢地区

新井南部の寸分道地区にある「深山の里」では、

自然あふれる景色と美味しいそば、

仏ヶ峰霊泉とよばれる温泉をお楽しみ頂けます。

 

現在、「深山の里」では、そばオーナーを募集しています。

種まきや刈り取りなどの作業に一から関わり、

自分で打った「そば」の味は格別です。

是非ご参加ください!

 

<オーナー詳細>

・オーナー料:5,000円/1口(特典:1口につきそば粉1kgを保証、入浴料サービス)

・活動内容:年間4回(5月山菜収穫ツアー、7月種まき、10月刈り取り、11月そば打ち体験)

・お申し込み(お問い合わせ):0255-74-0028(妙高市役所農林課)
                   0255-75-2028(深山の里)

※「深山の里」では、日帰り入浴や宿泊も可能(完全予約制)です。是非遊びに来てください^ ^


「大滝荘」「長沢茶屋」共に再開準備中

2017年03月22日 | 長沢地区

水原・長沢の協力隊が、それぞれ運営のお手伝いをさせて頂いております「大滝荘」「長沢茶屋」では、

冬期期間の休業を終えての再開に向け、準備が着々と進んでいます。

その一つとして、また協力隊自身のスキルアップとして、

それぞれがそれぞれの特長を踏襲したそば打ちを修行しています。

まだまだお客様にお出しできるレベルには程遠いですが、

そば打ちの技術を取得することで営業期間中そば打ちの部分においてもサポートできる体制を目指しています。

(大滝荘・長沢茶屋共にそば打ちの後継者が不足しています。)

 

大滝荘と長沢茶屋、それぞれのそばの特長について簡単に触れていきます。

 

大滝荘では、そばの実が小さい”こそば”という種類のそば粉を使用しています。

その特長として、とにかくそばの風味が豊かです!!

そば打ちを教えて頂いている時(特に練る・混ぜる・こねる工程の際)、

そのそばの香りの恩恵を受けることができます。むちゃくちゃ良いそばの香りがします!

もちろん実際に食べる時も同様で、そばの風味・香りがとても豊かで美味しいです!

(あくまで協力隊個人的な感想ではあります。。笑)

また、下記の長沢茶屋との違いとしては、そば粉と「つなぎ」の割合が8:2。所謂、二八そばとなっています。

4月1日~の再開後、大滝荘では実際にそばを召し上がって頂くこともできますし、

そば打ち体験なども受け付けています。

是非とも大滝荘のそばの魅力を存分に味わって頂くためにも、そば打ち体験と併せて実際に食べにいらして下さい^ ^

 

 

さて続いて、長沢茶屋のそばの特長です。

長沢茶屋では、「やまごぼうの葉の繊維(オヤマボクチ)」をそばの「つなぎ」として使用しているのが特長です。

やまごぼうの葉の繊維は、栽培が難しく、土を選ぶ為に他の場所ではなかなかうまく育たないようです。

これを使っているそばがあまり一般的ではない理由は、この栽培の難しさがあるのかもしれません。

そば粉1kgに対して5gのやまごぼうの葉の繊維を使用しており、この割合のそばは十割そばとなっています。

つなぎにやまごぼうの葉の繊維を使用することによって、ツルツルとした食感を生み出せます!!

実際に食べる時の食感・のどごしがとても気持ちよく、

歯応えもあってそばの旨味を存分に楽しめます!(あくまで協力隊個人的な感想ではあります。。笑)

こちらも4月1日~営業再開予定となっており、大滝荘同様にそば打ち体験も受け付けています。

一般的に知られていない、やまごぼうの葉の繊維を使用した珍しい手法でのそば打ちが体験できます。

貴重な体験になること間違いなしです!

美味しいおそばも、常時用意して皆様のご来店をお待ちしております^ ^

 

 

大滝荘と長沢茶屋、そば一つだけでも車で片道30分ほどの距離で、大きな違いがあります。

そして他にも新井南部地域には魅力がたっぷりとあります。

大滝荘・長沢茶屋共に4月1日に再会を予定していますので、

是非大滝荘・長沢茶屋に実際に足を運んで頂きつつ、そこを拠点に他にもある新井南部地域の魅力を発掘してみてください^ ^


長沢の魅力 そばの魅力

2017年03月01日 | 長沢地区

長沢地区には、たくさんの名人がいます。

今回は、長沢の特産品「幻のそば」を支えているそば挽き名人をご紹介したいと思います。

そのユニークな人柄で、地域に愛されどんな人でも笑顔にできるのではと思ってしまうほど、

陽気で話が面白い人です。

そしてもちろん、20年以上にもなるキャリアの通り、

そば挽きの技術も凄いんです!!

まずそばの粒を握り、手の感触と色などを見て、そば挽きの工程を決めます。

 

大体4年やれば安定して、粉にする量が分かるといいます。

使用している石臼も群馬の職人へ依頼しメンテナンスをしている程、拘りを持っています。

 

協力隊の織田も作業をさせて頂きましたが、思ったような量にはならず、

難しさを感じました。。。

 

 

今後も地域の方々の技術や知識を学べるだけ学んでいき、

伝承に努めていこうと思います!


長沢茶屋の雪下ろし ~170㎝の雪対167㎝の人間の戦い~

2017年02月10日 | 長沢地区

2月3日(金)8時30分から長沢地区にある長沢茶屋の屋根の雪下ろしに参加しました。

雪下ろし当日に、4日(土)にも長沢会館の雪下ろしがあることが分かる。。。

連戦!!!!

不安で一杯が本音ですが、挑戦あるのみ!!!!

 

体感的に雪の厚み170㎝・私の身長167㎝。

若干負けてる形で雪下ろしスタートです!

慣れた様子で地域の方がスノーダンプをロープで運び、準備を進めていきます。

妙高市では「吉鉄」というメーカーのスノーダンプが有名で、

皆さん「吉鉄」を使用しています。

雪国ではなくてはならない道具です!!

 

まずは屋根に登って安全帯を準備します。

どうやって結んでるんだろうと思うほど目にも止まらぬ速さで、ロープを結んでいます。

いつか自分もそうなってやります!!


想像していた以上に雪質が硬く、何回かにわけて雪下ろしをしました。

地域の方もこんなにも硬いのは初めてだと話しながら、

スノーダンプでサイコロのように雪を切り付けて、

端から順番に雪を落としていきます。 


均等に切り分けるのを拝見し思わず感動!!

ここまで綺麗でスムーズに進めていくには30年かかるそうです!!

私が単純に毎年やっても60歳??

先の長さに思わず笑ってしまいましたが、

この技術はまさに雪国ならではですし、やらないと身に付かない技術です。

地域の方の作業を見よう見真似でやってみましたが、うまく雪がサイコロになってくれません!!

やはり、あと30年かぁ~。。。笑

 

作業していると時が経つのはあっという間で、お昼です!!

休憩をはさみながら作業を進めていると、晴れ間も見えてきて、

お天道様にも応援してもらっているようでした!

 

午後はもうとにかく夢中で雪を下ろしました!! 

 

作業も終わり、

達成感を感じながら地域の方と話をする時間が至福の瞬間です。

 

無事終わり、地域の方もほっとしてくれているに違いありません。

今回一緒に作業した方の中に、地域の方の除雪のお手伝いをされている方もいらっしゃり、毎日が忙しいそうです。

親戚の家を1日半かけて雪下ろししてきたわぁ~などの話を聞き、驚きました。

やはりパワーが違うなぁ~!!

 

地上に降り、道路を見たらこんなになっていました。

 

最後は地域の除雪員が綺麗にしてくれました!!

数分できれいになる運転手の方の技術と重機に感謝です。

 

最後に。。。

新潟県の除雪作業中における事故の傾向について調べると、

死亡事故の6割が1人で作業しているときに発生した事故だそうです。

長沢でも一人暮らしの世帯などでは、雪下ろしを一人でやっている方もいます。

先日もご紹介致しましたが、

妙高市では、徐々に除雪ボランティアをしてくれる方も増えています。

 

協力して地域を支えていく仕組みが広がっていき、

地域が頼みやすい制度として、もっと浸透していったら嬉しいです。

 

 

 

(長沢茶屋としてもFacebookページを作りました。もしよかったらご覧ください。)

 

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長沢地区 賽の神

2017年01月26日 | 長沢地区

先週の1月15日(日)に予定していた長沢の賽の神も、

最強寒波の影響で1月21日(土)へと延期になりました。

ですが、さすが雪国!! 21日当日も雪です。。。笑

 

長沢の賽の神は、当日8時ごろ地域の方が集まり「藁」や「神様」などを集めます。

賽の神の制作中にも雪が降り積もりましたが、3時からの点火の際には雪も止んでいました。

 

タマネギがとろとろした豚汁と甘酒とスルメとみかんを振舞い、

来た地域の方が豚汁や甘酒を楽しみながら思い思いの話をします。

 

当日、スルメとみかんは地域の子供達が袋詰めしてくれました。

袋詰め作業は私も参加しましたが、

子供達の間でやはりPPAPが流行っているようで、

子供たちにはかなり笑わされてしまいました!! 

 

私にとっての賽の神は、

映画「64後編」のクライマックスにある賽の神のシーンのイメージでした

なぜ、演出として賽の神のシーンにしたのか、

今までよく理解できていなかったのですが、、、

今回、賽の神について学び・体験することを通じて、

映画のクライマックスのシーンに賽の神を使用したのは、

昭和64年におこった少女誘拐事件を時効目前で犯人を捕まえることができた、

つまり昭和最後の年に止まっていた父親の時間を賽の神の火で浄化することができた、

というメッセージが込められていたのではないかと、

妙に納得することができ、とてもすっきりしました!!!!!

 

毎年参加している方は、この行事が来ないと一年が始まらないと仰られていました。

私の一年の始まりは今まで、こたつとみかん・駅伝・お雑煮・おせち・茶碗蒸しでしたが、

これからは、賽の神が私にとっても一年の始まりになるだろうと思います。

賽の神の火は、小さな太陽があるかのような熱さで、

一人一人の今年も健康にいれますようにという強い願いの塊であるかのように感じました。

 

とはいえ、

私は花より団子派なので、

賽の神の火でスルメを焼いて食べる、そういった楽しみ方でも楽しみました。

地域の方に「おぉ!!わりぃいね~俺のも焼いてくんね~」と頼まれながら、

一緒にアツアツのスルメを裂いて食べ、地域の方と楽しい時間を共有しました。

 

今年はおもちを焼けなかったので来年はおもちを持参して焼いて食べるぞー! 

 

 

最後は、燃え尽きるまで消防団の方と安全を確認しました。

 

 

 

 

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