途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

大小山~大坊山

2017-01-06 | 足利・桐生方面
2017年1月6日

前回大高取山山行の数日後、下界にて左手首を故障してしまい、暫く山から遠ざかっていました。
当初の予想では1月中の山行復帰がなんとか可能だろうと考えていましたが、思いの外回復が早く、勿論安全を充分に確保した上で8割での見切り発車ではありますが、年初より復帰することができました。
新年一発目の山行は、以前より興味はあったものの今まで馴染みのなかった山域の栃木県足利市の低山大小山~大坊山の周回を選択しました。

8:30 阿夫利神社
9:05 大小山
9:10 妙義山 9:35
10:30 越床峠
10:40 山頂番屋 10:50
11:20 大坊山 11:25
12:05 やまゆり学園 12:10
13:05 阿夫利神社
所要時間:4時間35分

■天候:晴

■コース状況
阿夫利神社~妙義山
今回は登りで滝コース、下りで見晴コースを選択したが、他に妙義山コースもあります。
道中岩混じりの箇所やロープもあるが、基本安全です。
大小山山頂標識のある天狗岩こそ視界はそこまでではないが、到達するまでに展望箇所が複数存在します。
妙義山は超低山とは思えないほどの抜群の展望。

妙義山~越床峠
岩場が増えてくるので足元に注意したいです。
小ピークのアップダウンがあるが、傾斜はそこまでありません。

越床峠~大坊山
越床峠の先にある山頂番屋直下は急登。
大坊山に至る稜線も岩混じりなので注意。

大坊山~やまゆり学園
大山神社からやまゆり学園までの下界あるきでは、大小山方面への道標を目印に進むが、道を間違えないよう注意。

やまゆり学園~阿夫利神社
南尾根稜線ピークまでは多少傾斜があります。
見晴台へ下る鉄梯子は歩幅が狭いので踏み外さないよう気を付けたいです。


久々の山歩きは自宅より2時間以上かけて馴染みの薄い栃木県の山に訪問です。
新設されたらしい阿夫利神社下の大きな駐車場は1台も止まっていませんでした。
車道を歩いて登っていくと、トイレのある上の駐車場は平日にも拘わらず半分程は埋まっていました。


まずは阿夫利神社で安全を願って初詣していきます。
登りでは滝コースを選択して約1ヶ月ぶりに山に侵入していきます。


序盤は静かな樹林帯の山歩き、やがて岩場混じりになってきます。


開けた箇所より足利市街地を眺望。
超低山にも拘らず今年初めて眺める富士山。
3枚目の画像も存在感の大きい浅間山。


さらに進むとシンボルである大小の文字を確認できます。
展望を楽しみながらどんどん登っていきます。


好展望の南尾根稜線ピークの先は落葉して静かな山。


大小山山頂標のある天狗岩。


足元注意の案内がある山頂直下は急登。


登り込んで大小山妙義山(314m)の山頂。
山頂では複数のハイカーさんと楽しくお話させて頂きました。
その中には嬉しいことに大小山常連のブロガーさんもおられました。


白く染まった赤城山(1枚目)と綺麗な山容で目立つ男体山(2枚目)。


真白な富士山(1枚目)と眼下の市街地(2枚目)。


山頂に滞在後大坊山への縦走に向けて下ります。
急な岩場にはロープも設置されております。


大小山ボランティアの会によって設置されたベンチがあります。
簡単に持ち上げられたので移動しないように。
小ピークのあいの山を通過。


これから向かう大坊山を視界に捉え、冬枯れした雰囲気のいい稜線を進みます。


鞍部で交差点の越床峠に到達です。
越床峠より先は急登。


登ると開けてきて山頂番屋が見えてきます。
山頂番屋は閉まっていました。


大展望の屋上から一際目立つ男体山。


緊急番屋ではラーメンやコーヒー、おしるこ、甘酒等販売しているようだが、残念ながら本日は休業。
“山頂ヨ 今日も元気ヨ 無事カエル 倖アレ” と書かれた無事カエルの石像。


番屋で休憩してから縦走を再開。
途中眼下に採石場とゴルフ場を捉えます。


大坊山が近づくと規模は小さいが岩場主体の稜線。


そして山頂標が頭でっかちな大坊山に到着。
山頂は気持ちいいくらい広く昼寝でもしたくなります。


大坊山で小休止後参道を下ります。


大山祇神社の裏手に辿り着きます。
“人の心を 癒す 大坊の山” と書かれた石碑。


神社下駐車場は広く展望も利いています。
ここからは大小山への道標に従って下界歩きとなります。


車道歩きを経てやまゆり学園に到着です。
嬉しい¥100の自販機でおしるこを頂きます。


やまゆり学園前から再び山道歩きに戻ります。
予報ではこの時期らしい低い気温だったが、風がないからかお昼をまわり暑く感じます。


本日2度目の南尾根稜線ピーク。


見晴らしコースで下山するため、歩幅の狭い鉄梯子を一段づつ慎重に下ります。
大小山見晴台を通過。


下りきって柵から脱出します。
阿夫利神社駐車場のトイレを利用させて頂きます。


下の広い駐車場に戻って山行終了です。
駐車場からも大小の文字を確認。


その後、群馬県太田市内の安眠の湯に立ち寄ります。
温泉は内湯、露天ともに質も施設も充実していて素晴らしいです。
本日は平日だったため、とても格安な平日ランチサービスの入浴+食事¥1000の恩恵を受けることに成功します。
チャンポン麺を頂きました。


■その他
大小山、大坊山はやはり噂通りの超低山とは思えない大展望で、終始山行を楽しませていただきました。
また機会があれば再訪してみたいと思います。
下山後の温泉に立ち寄った群馬県太田市内の安眠の湯では、超お得な平日ランチサービスの恩恵を受けて、単体としても極めて魅力的な温泉に実質¥200~300で入ることに成功します。
温泉のレベルも高く、個人的な評価では少なくとも5本の指には入ってくると思われます。
セットで登れる山が近くにあまりないのが難点ですが、いずれまた立ち寄りたいです。