途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

鹿倉山

2015-12-21 | 奥多摩・高尾
2015年12月21日

年末にあと一つロング山行を予定しているのですが、その前に何か負荷のかからない程度の山に登っておきたいと考えていました。
なんとなく地元奥武蔵、奥秩父ではない山域に訪れたかったため、西上州か奥多摩の二択となりましたが、ラスト山行を前に万が一リスクを伴う山で怪我やトラウマでも抱えて山休なんてなったら洒落にならないので穏やかな奥多摩山域へ約7ヶ月ぶりに訪問しました。
一際目立つ建造物の仏舎利塔が気になっていたため仏舎利塔のある大寺山ピークを通過できる鹿倉山にピストンで登りました。

7:30 陣屋バス停
8:30 大寺山 8:40
9:30 大マトイ山
10:05 鹿倉山 10:20
10:45 大マトイ山
11:15 大寺山 11:40
12:15 陣屋バス停
所要時間:4時間45分

■天候:晴のち曇

■コース状況
登山口~大寺山
陣屋のお店の裏に進むと登山口があります。
仏舎利塔がある大寺山までの区間の前半は急坂です。
特に下りでは滑りやすいので注意したいです。
急坂の途中で広い箇所に出ると落葉の影響もあって踏み跡が不明瞭です。
ここではピンクのテープを頼りに不明瞭箇所をそのままの進行方向で上に登れば繋がります。
中盤に道幅の狭い箇所があります。

大寺山~鹿倉山
ハイキングコースとは名ばかりで油断はできないです。
仏舎利塔まで約35分の箇所の先で、不明瞭な直登コースと巻き道両方にテープがあり、かえってわかりづらく厄介だと感じました。
安全なのは巻き道です。
鹿倉山が近づくと広い林道(作業道)が出てきます。
林道を歩き続けていると左にある鹿倉山への登りを見逃しやすいので注意が必要です。

全体的にはやや不明瞭と感じました。


陣屋バス停駐車場に行く前に5月の鷹ノ巣山山行でお世話になった大麦代駐車場に立ち寄りトイレを借りていきます。


再び車を走らせ、陣屋バス停駐車場を利用させて頂きます。
未踏の三頭山ではなく鹿倉山を目指します。


車道を挟んで反対側には陣屋のお店もあります。
このお店下山時も閉まっていました。
お店の裏手に周り、タイヤの階段から山道に入っていきます。


静かな樹林帯のなか、序盤からグングン標高を上げていきます。
急坂のあと登山道が広がるが、そこでルートを迷い10分程ロスしてしまいます。


道幅の狭い箇所を慎重に進みます。
奥多摩山域でよく目にする看板が現れます。


さらに登ると、一際目立つ白い建造物が見えてきました。
仏舎利塔のある大寺山です。
建造物好きの私はなんとしても大寺山にある仏舎利塔をこの目で見てみたいと思っていました。


すぐさま正面に移動して、逞しい金色のお釈迦様を確認します。
右に回ると、こちらは模様だけか、
と思ったらお釈迦様は横になっていました。


さらに移動して反対側のお釈迦様も見ていきます。
どうやら四面に金色のお釈迦様の像が配置されているようです。


今回は仏舎利塔を見れただけで満足です。
あとは地味な鹿倉山までモチベーションの維持に気を使いたいです。


大寺山の周回が終わり一休みして、今度は鹿倉山に向かいます。
仏舎利塔のある大寺山が鹿倉山までのほぼ中間地点です。
少し進むと、大成峠に到達します。
鴨沢へのルートは荒廃しているみたいです。


この道標の先がわかりづらく、結果的に今度は約15分のロスをしてしまいます。
左右どちらのルートにもテープが付いていました。
最初はピンクのテープを信じながら不明瞭な左の直登コースを歩くも、違和感を感じ、最終的にここまで戻って右の巻き道の存在に気付いて進みました。


巻き道は明瞭で歩きやすいです。
1178mピークの大マトイ山を通過します。


今度は広い砂利道の林道に出ます。
柵の端を歩いていくと手書きの案内があります。


下山時に林道とは別に左に山道があることを知るが、往路ではひたすら面白みのない林道を歩きます。
すると、むこう側から見える位置に案内が張られていたので山道に入ります。
これを見逃していたら大変なことになっていたかもしれません。


登ると程なく鹿倉山(1288m)。
わかってはいたので特に期待はしていませんでしたが、あまり展望もなく地味な山頂です。
でもなんか落ち着くのでボーッとしてしまいます。


山頂に15分程滞在してから下山します。
どうやらこの手書きの案内が差している方向は林道ではなく、目立たない山道のほうだったことに下山時になって気付きました。
なんともわかりづらいが柵沿いの林道とは別に山道が続いています。


柵越しに石尾根方面を望みます。
ここが今回の山行で一番の展望箇所だったと思います。


暫く歩いて仏舎利塔のある大寺山まで来ました。
再度お釈迦様観賞をした後、ちょっと早い昼食にします。
ここでは伐採作業をしている方がいました。
今回の山行で見かけた唯一の人でした。
木々の間から眺めます。


1枚目の画像が登りで最初にロスした箇所です。
歩いていると時々奥多摩湖の一部が見えます。


さらに下っていくと私の車が確認できました。
登山開始時に他に2台車が止まっていたが、私の車1台だけになっていました。


無事下山後、時間も12時を過ぎたところとまだ早いので周辺を散歩していたら小菅の湯臨時休業の看板を目にします。
これにより帰りの温泉はもう一つの候補だったもえぎの湯に決定、と考えていたらもえぎの湯も月曜定休日であることを知ります。


地元埼玉県まで戻り、好みの温泉の一つであるさわらびの湯に入ります。
本日はハイカーさんの利用がやたら多かったです。


■その他
奥多摩で行程もそんなに長くないので軽いハイキング的な感じで楽しめると思っていましたが、2度もルートを見失いロスしてしまう山行になってしまいました。
落ち葉の急斜面を登っているときに滑っている跡があるなと思ってはいましたが、他人事ではなく、下山時2、3回軽く転びました。
難所でない山でも侮れないと感じました。
現在、来週予定しているラスト山行を無事こなせるよう晴天を願って天気予報を毎日チェックしています。

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