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今や世界中で飲まれている『珍珠奶茶』は、1987年に台中の四維街の春水堂で売り出されました。
誰が一番最初作ったとか、売り出したかという話には諸説ありますが、世間的に一番認知されているのが「春水堂」です。
去年から、この春水堂では、『手揺茶体験』ができるようになりました。2名から事前申し込みをすればOKです。
今回、台湾国内旅行会社の研修で、私も初めて『手揺茶体験』してみました。
『手揺茶』は、シェイクティーとでも訳しましょうか。以前は「泡沫茶」とも言い、シェイカーを使ってお茶とジュースや調味料、氷をシェイクするものです。コップに入れたとき、上面に泡ができるので、泡沫茶と言ったようですが、初めて台湾でこの文字をも見たときには、不思議な感じがしました。
この日、春水堂の精明店の3階で行われた『手揺茶体験』。36名で行いました。40名までできるとのこと。4名1テーブル形式。
真中の白い布の上にあるものは4人で使うもの。手前のものは、2人で使うものです。
左の小さな皿には、タピオカの茹でる前のものと茹でた後のもの。紅茶の茶葉。真中には、シロップと奶粉(奶パウダー)。
日月潭の魚池で作られる台湾紅玉18號の紅茶茶葉。
茹でる前のタピオカ。
丁寧にゆでるとこんな感じに。1日しかもたないので、その日のうちに使わないとだめなんだそうです。
食べてみると、すでにほのかな甘みがあります。絶妙な歯ごたえ。
講師の説明を聴きながら作業開始。中国語のみなので、外国人の場合は、ガイドさんに通訳をお願いします。
最初の1杯は泡沫紅茶。
春水堂特製シェイカーに氷をたっぷりと入れます。
次に特製シロップ(糖漿)をお好みの量いれます。
次に予め作ってあった紅茶をいれます。普通の紅茶より濃いめです。
全部入れるとこんな感じ。
講師の説明と合図で~
一斉にシェイク(手揺)開始!!カシャカシャとシェイカーを振る音が会場いっぱいに響き渡ります。ついでに笑い声も。みんな結構楽しそう。今回研修で集まった旅行会社の人たちは、飲料店でアルバイトした経験のある人がいなかったようで、みんな初体験なので、楽しそうでした。
しっかりとシェイクされ、ひんやりとできあがり。
コップに注ぎます。
細かい泡が表面を覆い、なんとも口当たりのまろやかなアイスティーの出来上がり。
まずは、ここで試飲。
次に『珍珠奶茶』作りです。この体験では、アイスティとタピオカ入りミルクティの2杯を飲むことになります。
けっこうお腹がいっぱいになるのです。
まずは、茹でたタピオカをいれて、
別の容器にミルクパウダー(このパウダー、独特のコクと風味があり、ミルクティーの味をすごく濃厚にします)と紅茶、シロップを入れます。
小さな泡だて器でしっかり撹拌。
氷たっぷりのシェーカーにいれて、またシェイクします。
タピオカのはいったグラスに注いでできあがり。
実は、これ1杯で、400キロカロリーくらいあります。
2名の場合、520元/1名
3~7名の場合、480元/1名
8以上の場合、380元/1名
このDIY体験は、台中市内の4店舗のみで開催しています。7日前までの事前申し込みが必要です。
(★東鴻旅行社では、この予約代行を受け付けています。)
この体験では、軽食もついているコースがあり、この日は、旅行業者の研修ですので、普段より多めの種類の小吃や麺がでてきました。
甘いタピオカミルクティなどを飲みながらいただく飲茶風の小皿料理。最初は合うのかなと思いますが、案外飲んで食べておしゃべりして、ちょうどいい感じなのです。
普通のフライドポテト。
お店の看板メニュー「巧夫麺」(汁無し)。
魯味
港式蘿蔔糕
猪血糕の魯味
三沾小麻吉(黒糖味のもちもちしたお菓子)
黒豚の香腸
少しずつ食べていくと、けっこうお腹いっぱいになります。もっともタピオカミルクティだけでも、お腹いっぱいです。でも、お友達とあれこれしゃべりながらだと、案外、ペロッと完食していまうものです。
今の所、台中でしか体験できませんので、ぜひ、お試しを。
ようやく忙しい諸々も先が見えるようになり、たまっていたブログネタをチェックしてみました。
世の移り変わりは早いもので、このブログで紹介したお店も閉店したり、内容ががらりと変わっていたり。それらも変更していかないといけないのですが、今しばらくお待ちください。
所で、この手揺茶記事、台湾人の胃袋容量に溜息をつきました。
所で、この手揺茶記事、台湾人の胃袋容量に溜息をつきました。
ご心配をおかけしました。怠け心もあったので、なかなか再開できなかったのですが、時折、もしかしたら詮索爺様が心配されているのでは、という思いが重い腰をどーんとけっぽって立ち上げてくれました。
愛用のカメラも液晶部分が壊れ、台湾のHTCのスマホのカメラ機能は使い慣れておらず、新しく買った一眼レフのカメラも重くて持ち歩いて、さっと撮影する気にもなれず、、、と。
でも、これからも、ブログを読んでくださる方のことをおころの励みに、がんばって台湾のあれこれ、ご紹介していきたいと思います。
ありがとうございます。