N先輩こと奈良市観光協会事務局長・長岡光彦さんが、ひだホテルプラザ(岐阜県高山市)で開催された「第29回飛騨高山観光大学」(7/26~27)に参加された。主催は飛騨高山観光大学実行委員会、共催は高山市、飛騨高山観光客誘致推進協議会、飛騨・高山観光コンベンション協会、後援は岐阜県など。長岡さんはFacebookに《飛騨高山観光大学に参加。圧巻は第1分科会(岐阜県観光交流推進局長・古田菜穂子さん)「本物はここにある~感動資源を観光資源に」。事例を交えて説明、参加者への10の質問》。
《すべての項目に参加者が答えさせられます。何も考えていなければ、していなければ、当然答えられません。半日かけて飛騨高山に来るのは大変でしたが、おつりが出るほど考えさせられ、勉強になった会議でした》と書かれていた。早速月曜日(7/30)に詳細をお聞きしたところ、やはり素晴らしいお話だったようだ。ひとり占めするにはもったいないので、資料(A4版1枚の両面)をもとに紹介させていただく。
※トップ画像は、飛騨高山温泉(BIGLOBE温泉)より拝借
なお古田菜穂子(ふるた・なほこ)さんは、岐阜県商工労働部観光交流推進局長。岐阜市に生まれ、明治学院大学社会学部を卒業。新聞記者、TVディレクター、雑誌ライター、映画プロデューサー、各種イベントの総合ディレクター・プロデューサーとして活躍され、2009年7月から現職である。以下、青字が引用である。アンダーラインは私がつけた。
みなさんへの10の質問
1.誘客のために何をするか? 目標を設定することで満足していませんか? そこには「人」「コト」「モノ」と、「心残り」を生み出す「体験」がありますか?
たいてい「入込客数○千人アップ」という漠然とした目標を立てるが、このカウント自体、誠にあやふやである。「心残りを生み出す体験」とは、良い目のつけどころである。単に「見る・知る・学ぶ」(奈良流「るるぶ」)では、心に残らない。「ヒト」というファクターも大切である。史跡だけが観光資源ではない。水も空気も、人情ももてなしも、すべて立派な観光資源である。
2.他の地域のことを知っていますか? 他の地域へ「観光」に行ったことがありますか? 他の地域の「良いところ」「良いコト」「良いモノ」を3つ以上紹介できますか?
旅行に行っても、よほど意識していないと、この質問には答えられないだろう。どこへ行っても、奈良と比較するクセをつけなければ。
3.自分の勧めるモノが相手の喜ぶモノあると、確信を持っていえますか?(自分の喜びは相手の喜びであると、心からいえますか?)
4.自分の地域の「良いところ」「良いコト」「良いモノ」を100の言葉で表現できますか?
※長良川おんぱくで、なぜ100の「着地型プログラム」を課題としたか。
100の言葉で表現するには、地元を知り尽くしていなければならない。知り尽くしていないと、着地型プログラムは作れない。観光客のニーズは様々だから、着地型プログラムはたくさん作る必要がある。
5.あなた自身(もしくはあなたの地域)のシミュレーションとして、あなたの地域で体験できるおすすめの「旅」をつくりあげるイメージをしてください。
・何泊何日の旅を作ることができますか?
・その旅は、「誰が主役の旅」をイメージしましたか。
・その旅に、「時間軸」は存在しますか? いつ? 何曜日の旅?
・その旅をする人が、どんな形態で旅をするのだと考えましたか? 一人旅? 家族旅?
・その旅をする人が「その旅」に求めるモノは、何だと思いますか?
・その旅をする人が、何をお土産に買っていくと思いますか?
・その旅をする人は、どこから来て、どこへ帰っていくのだと思いますか?
抽象的な「旅のプラン」を作っても、意味がない。「日帰り旅」は、旅といえるか。曜日によって、季節によって、プランニングは変わる。「旅に求めるモノ」は、人によって様々である。ターゲット観光客のセグメンテーション(細分化)はできているか、観光客の「顔」が見えているか。
6.自分の地域全体の「観光資源の魅力」を別の言葉で言い換えるなら、どんな言葉で表しますか?
単に世界遺産がある、神社仏閣がある、ということだけではダメで、その魅力をどのように演出するか、アピールするかが大切である。その前提として、地元の良さを100の言葉でいえるか。
7.「観光の魅力」の中で、「他にない=希少性」「一番だと誇れる」ことは、何ですか?
8.日常生活の中で、「ホスピタリティ」を実践していますか?
9.自分の地域や(岐阜県や)日本に対して、常にポジティブな言葉を使っていますか?「ここには何もない」「○○さんは、○○は、何もしてくれない」「○○がないから駄目だ」などというネガティブな言葉を使っていませんか?
奈良県民は、とかくネガティブな言葉を使いがちである。行政の悪口も大好きだ。それで、どんなメリットがあるというのか。「奈良は食い物はうまいもののない所だ」と書いた志賀直哉は、同じ随筆(「奈良」)のなかで、「奈良は名画の残欠のように美しい」とフォローしていることを知っているのだろうか。
10.「観光」って何ですか? 「旅」って何ですか?
以前「金曜の夜から大阪へ出て1泊」という職場の慰安旅行の案を作った若いモンがいて、「こんなものは旅行ではない、単なる遠距離宴会だ」と突っぱねたことがある。「では、旅行とは何ですか」と彼がいうから、「“旅情”を感じられるのが、旅行だ」と答えた。距離とかおカネが問題なのではない。そこに、ハート・オブ・ジャーニィ(The Heart of Journey)があるのかい?
まとめとして
観光産業は、原則「型のないサービス産業」。お客様は、その「サービス」に対し、「期待」を持って、お金を支払って(循環させて)くれる。その価値の保障はありません。返品も効きません。
でも、だからこそ、「期待以上」(支払った定価以上)の体験を実感できたとき、お客様の中に「感動」と「喜び、満足」が生まれ、「もう一度、その体験をしたい」と想い、次の「旅」や「休息」の目的地として、選んでくれる。
戦略を駆使して、プランディングを行って、イメージをアップし、集客につなげても、そこで提供できる「最終商品=現地での観光体験すべて」が、「本物」で、お客様を満足させられるものでなければ、観光商品とは、決して「返品」できない分、消費者に返品以上の「心のダメージ」という大きな負材を与えることになります。
期待が大きい → 失望も大きい
☆これから求められる観光スタイル 5ポイント furuta-original☆
●本物が、そこにあること~ゆっくりとした時間の中で、心と身体と精神に、本物の癒しと喜びと健やかさを与えられる、かけがえのないリゾート&リトリート・エリア(すべてでなくても、こだわりの在処を感じられるものとする)
●観光客にとって、楽しく、興味、趣味やミッションの延長につながる<体験><経験>を分かち合える=提供できる こと
●2泊3日(もしくはそれ以上)の旅プランを描くことができること
●おしゃれな女性達がエリアを旅している姿が見られ、その姿もまたエリアを演出するSCENE(景色)になり、旅する男達は、普段の仕事場では見られないアクティブな<プチ野性>を取り戻し、「いつもより力ッコイイ」姿が見られる、見せられること
●「また来たい。思い出を持ち帰りたい」との観光客の想いに応える魅力的な人、コト、モノが「地元」に多数存在していること
この「古田オリジナル」の観光スタイル5点は、tetsuda流に要約すると、
①本物による癒し
②興味のある経験・体験
③ロングステイ(2泊3日以上)
④お客がシーンを作る
⑤リピーターを呼べるヒト・モノ・コト
ということになる。
観光客は、旅番組の主人公(ヒーロー or ヒロイン)の立場に、自分の身を置きたいのである。自分の思いを託せるシーンに身を置き、リゾート(保養)やリトリート(普段の自分からの脱却)につとめたいし、「旅情」を感じたい。だから観光地側は、どのようなシーンを提供できるかが勝負になる。しかもそれは、返品のきかない一発勝負である。「また来たい」という観光客を呼べるだけの「ヒト、モノ、コト」が用意できているだろうか。
それにしても、これは参考になるお話であった。古田菜穂子さんはHPやブログを持っておられるとのことだったので、検索してみた。ブログは1ヵ月ほど、更新されていなかった。よほどお忙しいのだろう。その「お知らせ」(6/16付)という記事に、こんなことが書かれていた。
5月の連休以降から、ものすごく忙しくなり、正確には、約一ヶ月半の間で、休みが1日しかなかった程。
10年以上もゆるやかに、このブログを続けて来たことについて もう一度、考えてみた。このブログはあくまでも<自分自身のため>に存在してきたものだ。だから、例えば、忙しくて、文章を書けないことや、いただいたコメントなどをアップできないことを 第三者から、問われることもないし、また、同時にコメントを記入してくださった方が、『何故、自分のコメントがアップされないのだろうか』などと、悩んだり、苦慮されたりするのも、私の望むところではない。
そして、コメント欄があることが、そういったことを引き起こす可能性をはらんでいるとするなら 以後は、基本的にコメントを受け付けないことにしました。
ブログや、メディアとは、自己と他者の関係性に、多かれ少なかれ、影響を与えるものであるし、それは踏み込みすぎてもいけない。ネットの世界での関係性の発生と広がりというのは、前提として、見知らぬ者の出会いの場であるが故に、そこには、ある一定の距離や、マナーが必要だと思うから。
ということで、本当に久しぶりの休日。身体を休めながら、ゆっくりしたいと思います。
うーん、これはお気の毒。ブログのコメントが返せないほど、ご多忙とは。これほど見識のある人だから、日常のお仕事のほか、行事への出席、会議、講演会・シンポジウムなどと岐阜県内を走り回っておられるのだろう。
観光客を旅番組の主人公に仕立て上げよう→そのために必要な舞台装置は何か→地元ではどんなヒト・モノ・コトが調達できるか、と遡って考えれば良いのである。「半日かけて飛騨高山に来るのは大変だったが、おつりが出るほど考えさせられ、勉強になった」と書かれていたとおりだった。長岡さん、貴重な情報をご提供いただき、有難うございました!
《すべての項目に参加者が答えさせられます。何も考えていなければ、していなければ、当然答えられません。半日かけて飛騨高山に来るのは大変でしたが、おつりが出るほど考えさせられ、勉強になった会議でした》と書かれていた。早速月曜日(7/30)に詳細をお聞きしたところ、やはり素晴らしいお話だったようだ。ひとり占めするにはもったいないので、資料(A4版1枚の両面)をもとに紹介させていただく。
※トップ画像は、飛騨高山温泉(BIGLOBE温泉)より拝借
なお古田菜穂子(ふるた・なほこ)さんは、岐阜県商工労働部観光交流推進局長。岐阜市に生まれ、明治学院大学社会学部を卒業。新聞記者、TVディレクター、雑誌ライター、映画プロデューサー、各種イベントの総合ディレクター・プロデューサーとして活躍され、2009年7月から現職である。以下、青字が引用である。アンダーラインは私がつけた。
みなさんへの10の質問
1.誘客のために何をするか? 目標を設定することで満足していませんか? そこには「人」「コト」「モノ」と、「心残り」を生み出す「体験」がありますか?
たいてい「入込客数○千人アップ」という漠然とした目標を立てるが、このカウント自体、誠にあやふやである。「心残りを生み出す体験」とは、良い目のつけどころである。単に「見る・知る・学ぶ」(奈良流「るるぶ」)では、心に残らない。「ヒト」というファクターも大切である。史跡だけが観光資源ではない。水も空気も、人情ももてなしも、すべて立派な観光資源である。
2.他の地域のことを知っていますか? 他の地域へ「観光」に行ったことがありますか? 他の地域の「良いところ」「良いコト」「良いモノ」を3つ以上紹介できますか?
旅行に行っても、よほど意識していないと、この質問には答えられないだろう。どこへ行っても、奈良と比較するクセをつけなければ。
3.自分の勧めるモノが相手の喜ぶモノあると、確信を持っていえますか?(自分の喜びは相手の喜びであると、心からいえますか?)
4.自分の地域の「良いところ」「良いコト」「良いモノ」を100の言葉で表現できますか?
※長良川おんぱくで、なぜ100の「着地型プログラム」を課題としたか。
100の言葉で表現するには、地元を知り尽くしていなければならない。知り尽くしていないと、着地型プログラムは作れない。観光客のニーズは様々だから、着地型プログラムはたくさん作る必要がある。
5.あなた自身(もしくはあなたの地域)のシミュレーションとして、あなたの地域で体験できるおすすめの「旅」をつくりあげるイメージをしてください。
・何泊何日の旅を作ることができますか?
・その旅は、「誰が主役の旅」をイメージしましたか。
・その旅に、「時間軸」は存在しますか? いつ? 何曜日の旅?
・その旅をする人が、どんな形態で旅をするのだと考えましたか? 一人旅? 家族旅?
・その旅をする人が「その旅」に求めるモノは、何だと思いますか?
・その旅をする人が、何をお土産に買っていくと思いますか?
・その旅をする人は、どこから来て、どこへ帰っていくのだと思いますか?
抽象的な「旅のプラン」を作っても、意味がない。「日帰り旅」は、旅といえるか。曜日によって、季節によって、プランニングは変わる。「旅に求めるモノ」は、人によって様々である。ターゲット観光客のセグメンテーション(細分化)はできているか、観光客の「顔」が見えているか。
6.自分の地域全体の「観光資源の魅力」を別の言葉で言い換えるなら、どんな言葉で表しますか?
単に世界遺産がある、神社仏閣がある、ということだけではダメで、その魅力をどのように演出するか、アピールするかが大切である。その前提として、地元の良さを100の言葉でいえるか。
7.「観光の魅力」の中で、「他にない=希少性」「一番だと誇れる」ことは、何ですか?
8.日常生活の中で、「ホスピタリティ」を実践していますか?
9.自分の地域や(岐阜県や)日本に対して、常にポジティブな言葉を使っていますか?「ここには何もない」「○○さんは、○○は、何もしてくれない」「○○がないから駄目だ」などというネガティブな言葉を使っていませんか?
奈良県民は、とかくネガティブな言葉を使いがちである。行政の悪口も大好きだ。それで、どんなメリットがあるというのか。「奈良は食い物はうまいもののない所だ」と書いた志賀直哉は、同じ随筆(「奈良」)のなかで、「奈良は名画の残欠のように美しい」とフォローしていることを知っているのだろうか。
10.「観光」って何ですか? 「旅」って何ですか?
以前「金曜の夜から大阪へ出て1泊」という職場の慰安旅行の案を作った若いモンがいて、「こんなものは旅行ではない、単なる遠距離宴会だ」と突っぱねたことがある。「では、旅行とは何ですか」と彼がいうから、「“旅情”を感じられるのが、旅行だ」と答えた。距離とかおカネが問題なのではない。そこに、ハート・オブ・ジャーニィ(The Heart of Journey)があるのかい?
まとめとして
観光産業は、原則「型のないサービス産業」。お客様は、その「サービス」に対し、「期待」を持って、お金を支払って(循環させて)くれる。その価値の保障はありません。返品も効きません。
でも、だからこそ、「期待以上」(支払った定価以上)の体験を実感できたとき、お客様の中に「感動」と「喜び、満足」が生まれ、「もう一度、その体験をしたい」と想い、次の「旅」や「休息」の目的地として、選んでくれる。
戦略を駆使して、プランディングを行って、イメージをアップし、集客につなげても、そこで提供できる「最終商品=現地での観光体験すべて」が、「本物」で、お客様を満足させられるものでなければ、観光商品とは、決して「返品」できない分、消費者に返品以上の「心のダメージ」という大きな負材を与えることになります。
期待が大きい → 失望も大きい
☆これから求められる観光スタイル 5ポイント furuta-original☆
●本物が、そこにあること~ゆっくりとした時間の中で、心と身体と精神に、本物の癒しと喜びと健やかさを与えられる、かけがえのないリゾート&リトリート・エリア(すべてでなくても、こだわりの在処を感じられるものとする)
●観光客にとって、楽しく、興味、趣味やミッションの延長につながる<体験><経験>を分かち合える=提供できる こと
●2泊3日(もしくはそれ以上)の旅プランを描くことができること
●おしゃれな女性達がエリアを旅している姿が見られ、その姿もまたエリアを演出するSCENE(景色)になり、旅する男達は、普段の仕事場では見られないアクティブな<プチ野性>を取り戻し、「いつもより力ッコイイ」姿が見られる、見せられること
●「また来たい。思い出を持ち帰りたい」との観光客の想いに応える魅力的な人、コト、モノが「地元」に多数存在していること
この「古田オリジナル」の観光スタイル5点は、tetsuda流に要約すると、
①本物による癒し
②興味のある経験・体験
③ロングステイ(2泊3日以上)
④お客がシーンを作る
⑤リピーターを呼べるヒト・モノ・コト
ということになる。
観光客は、旅番組の主人公(ヒーロー or ヒロイン)の立場に、自分の身を置きたいのである。自分の思いを託せるシーンに身を置き、リゾート(保養)やリトリート(普段の自分からの脱却)につとめたいし、「旅情」を感じたい。だから観光地側は、どのようなシーンを提供できるかが勝負になる。しかもそれは、返品のきかない一発勝負である。「また来たい」という観光客を呼べるだけの「ヒト、モノ、コト」が用意できているだろうか。
それにしても、これは参考になるお話であった。古田菜穂子さんはHPやブログを持っておられるとのことだったので、検索してみた。ブログは1ヵ月ほど、更新されていなかった。よほどお忙しいのだろう。その「お知らせ」(6/16付)という記事に、こんなことが書かれていた。
5月の連休以降から、ものすごく忙しくなり、正確には、約一ヶ月半の間で、休みが1日しかなかった程。
10年以上もゆるやかに、このブログを続けて来たことについて もう一度、考えてみた。このブログはあくまでも<自分自身のため>に存在してきたものだ。だから、例えば、忙しくて、文章を書けないことや、いただいたコメントなどをアップできないことを 第三者から、問われることもないし、また、同時にコメントを記入してくださった方が、『何故、自分のコメントがアップされないのだろうか』などと、悩んだり、苦慮されたりするのも、私の望むところではない。
そして、コメント欄があることが、そういったことを引き起こす可能性をはらんでいるとするなら 以後は、基本的にコメントを受け付けないことにしました。
ブログや、メディアとは、自己と他者の関係性に、多かれ少なかれ、影響を与えるものであるし、それは踏み込みすぎてもいけない。ネットの世界での関係性の発生と広がりというのは、前提として、見知らぬ者の出会いの場であるが故に、そこには、ある一定の距離や、マナーが必要だと思うから。
ということで、本当に久しぶりの休日。身体を休めながら、ゆっくりしたいと思います。
うーん、これはお気の毒。ブログのコメントが返せないほど、ご多忙とは。これほど見識のある人だから、日常のお仕事のほか、行事への出席、会議、講演会・シンポジウムなどと岐阜県内を走り回っておられるのだろう。
観光客を旅番組の主人公に仕立て上げよう→そのために必要な舞台装置は何か→地元ではどんなヒト・モノ・コトが調達できるか、と遡って考えれば良いのである。「半日かけて飛騨高山に来るのは大変だったが、おつりが出るほど考えさせられ、勉強になった」と書かれていたとおりだった。長岡さん、貴重な情報をご提供いただき、有難うございました!
中学の時は修学旅行コースでしたが又行きたくなって数年前に訪れました。
かつての城下町の文化がしっかり継承されているのでしょうか。雰囲気が独特ですね。
飛騨高山城の遺構を使った寺院群など奈良と相通ずるものがあるかもしれません。
観光客相手のメインストリートがまるでテーマパークのようで活気がありますね。
サービス精神、品揃え、それから電柱柱が全然ないストリート空間が良い手本かと感じました。
奈良もまずは形として電柱柱の地中敷設は既に始めていますがこれからもしっかり継続強化してもらいたいものです。
> 短い時間のやりとりだけで、これほどわかりやすくポイントを
> まとめられるtetsudaさんの高い能力には本当に敬服します。
いえ、良い情報をご提供いただき、有難うございました。古田さんの思いは、「10の質問」に凝縮されていますね。
> 情報発信力強化は、奈良の課題ですが、的確に
> 正確にお伝えするのはなかなか困難があります。
そこが奈良の奥深さであり、難しさですが、これを改善しないと始まりませんね。貴協会のFacebookも、注目しています。
> 観光客相手のメインストリートがまるでテーマパークのようで活気がありますね。サービス
> 精神、品揃え、それから電柱が全然ないストリート空間が良い手本かと感じました。
積極的な「観光地化」戦略で、成果を上げておられます。マスコミの使い方も、お上手です。奈良が学ぶものは多いです。