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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

二宮謙児さん(大分・山城屋旅館)、テレビに雑誌に大活躍!(2019 Topic)

2019年07月05日 | お知らせ
本年(2019年)7月19日(金)の「第12回 観光力創造塾」(南都銀行と奈良県の共催)の基調講演の講師は『山奥の小さな旅館が連日外国人客で満室になる理由』(あさ出版)の著者として知られる二宮謙児さんである。二宮さんは大分県由布市にある湯平(ゆのひら)温泉の家族旅館「山城屋」のご主人で、これまで32ヵ国から誘客された。本書は韓国語にも翻訳された。
※写真はすべて二宮さんのFacebookから拝借。トップ写真は米国からのお客さまと二宮ご夫妻

二宮さんと山城屋さんは、民間放送教育協会の番組「日本のチカラ」(30分番組)に登場する。地域によって放送日が違い、関西ではABCテレビ(6ch)で、7月27日(土)朝5:20~5:50に放送される。私は6月3日(月)に山城屋さんにお邪魔したところ、ちょうど収録の日だったので、到着のシーンや風呂上がりのシーンを撮っていただいた、これらのシーンがオンエアされるかも知れない。



また二宮さんは『月刊 事業構想』(2019年8月号)の地域特集(大分県)の「インバウンド推進協議会OITA つながりが誘客の原動力に」で大きく紹介された。二宮さんは同協議会の会長を務める。

記事によると、同協議会の目的は3つで、①情報の共有:インバウンド推進に関する補助金やセミナーの情報をキャッチし、全会員に流す。②課題の解決:インバウンドに関する課題の解決を組織として要望する。③イノベーションの創出:会員(企業5社を含め117会員)間でのコラボレーションによるイノベーションの創出。



二宮さんは「私の持論は、インバウンドは観光だけでなく、すべての業種、そして一般住民にもかかわるべきというもの。この協議会の取り組みを、観光業者だけのものにはしたくなかった」という。

2ヵ月に一度集まって、グループディスカッションをしているという。第1部では得意分野のある人に発表してもらい、第2部でテーマごとに分かれて討議、最後に解決策をまとめる。アンケートによると大きな課題は、①言葉の壁②交通、通信、決済などのインフラ③ニーズの把握と情報発信④(日本人が気づいていない)地域資源の発掘と活用⑤広く県内を周遊してもらうための地域連携。



情報の発信は観光協会や宿泊施設が行うのではなく、お客さんがトリップアドバイザーなどで発信してくれるように誘導する。そのため、口コミサイトに容易にアクセスできるよう、宿泊施設などへのQRコードの表示を提案している。またトリップアドバイザーを活用するためのセミナーも開催したという(主催=大分県)。



外国人観光客の受け入れには、観光業者だけでなく一般住民の意識改革も必要という。二宮さんは「いろいろな文化の人々を受け入れる。業者も住民の意識も変えていきたい。というか、変えるべきだと思っています」。

7月19日(金)の「第12回 観光力創造塾」では、このような二宮さんの取り組みをご本人から90分にわたって聞くことができる。入場無料、要申し込み(お申し込み用紙はこちらの3枚目)。皆さん、ぜひお申込みください!





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