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奈良県出身学生の地元就職希望率は、全国で最低 わずか12.4%!

2019年05月29日 | 奈良にこだわる
今朝(5/29)の奈良新聞最終面「大学生 大学院生 地元就職希望5割 大都市志向一層高まる」という記事を見て、びっくり仰天した。「都道府県別の地元就職希望率」で、奈良県は最下位(47位)の12.4%!しかも46位の高知県と約5ポイントもの差がついている。記事は末尾に貼り付けておく。調査を行ったマイナビのニュースリリースによると、
※トップ画像は奈良新聞のコラム「國原譜(くにはらふ)」(5/30付)、5/31追記


この表は奈良新聞(5/29付)から拝借

■地元就職希望率(全国平均)は前年比1.0pt減の49.8%で、調査以来初めて5割を下回る。
卒業した高校の所在地と最も働きたい都道府県の一致率(以後、地元就職希望率)は全国平均で49.8%(前年比1.0pt減)と、前年をやや下回った。調査をスタートした2012年卒から比較すると、13.5ptの減少となり(2012年卒63.3%→2020年卒49.8%)、初めて5割を下回った。

卒業高校エリア別では、地元就職希望率の減少が大きかった上位3エリアは、「東北」の25.7pt減少(2012年卒76.7%→2020年卒51.0%)をはじめ、「四国」の19.7pt減少(2012年卒63.6%→2020年卒43.9%)、「中国」の18.9pt減少(2012年卒72.0%→2020年卒53.1%)となった。

また、地元大学に進学した学生(地元進学者)の地元就職希望率69.4%(前年比2.3pt減)に対し、地元外の大学に進学した学生(地元外進学者)は33.4%(前年比0.4pt減)で、いずれも、この9年で減少している。地方における人材確保は喫緊の課題だが、学生の関心が低くなっていることがうかがえる。


ここでいう「都道府県別」は卒業した高校で見ているので、有力な進学校のある奈良県には近隣府県から優秀な高校生が集まる。だから高校を卒業したら大学も就職先も奈良県から離れる、という要因があるのは分かるが、全国平均の49.8%に対し、12.4%は極端に低い。地元に有力な就職先企業が少ないということもあるが、これは何とかできないものだろうか。

※奈良新聞(5/29付)の記事


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