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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

いざ鎌倉! 鶴岡八幡宮 & つるやの鰻重

2022年09月05日 | 日々是雑感
9月3日(土)、奈良まほろば館(東京・新橋)で講演することになり、上京した(2022.9.2~4)。前日は鎌倉で途中下車し、源頼朝ゆかりの鶴岡(つるがおか)八幡宮にお参りした。鎌倉駅を出て、左方向にまっすぐ歩く。『日本大百科全書』によると、
※手前が舞殿、奥が本宮(上宮)。小雨で参拝者は少なかった。写真は全て9/2(金)に撮影




茅の輪くぐりのような「自祓い所」

神奈川県鎌倉市雪ノ下に鎮座。祭神は応神天皇、比売神、神功皇后の3座を祀る。1063年(康平6)源頼義 (よりよし) は鎌倉由比郷に石清水八幡宮 を勧請(現在の末社由比若宮)し、1180年(治承4)源頼朝 は東国に挙兵し鎌倉に入ると、社を小林郷北山の現社地に遷し、都市鎌倉の中心に据えた。


堂々たる舞殿

以後八幡宮は、源氏の氏神、幕府の守護社として鎌倉御家人らの精神的支柱とされ、幕府の公的行事の場となった。鎌倉幕府の発展に伴って機構が整備され、別当、25坊の供僧 (ぐそう) などが置かれた。「鶴岡八幡宮寺」とも称されているように、神仏習合の典型である宮寺形式の神社であり、神主に大伴氏が補せられていたものの、社内の権限は僧侶が握っていた。



1191年(建久2)社殿を焼失したため、裏山の中腹を切り開いて本社(上宮)を造営、山下の若宮(下宮)、摂末社も整い、面目を一新した。若宮回廊における静御前の舞、社頭にて別当公暁 (くぎょう) に3代将軍源実朝が殺された事件は有名。




無料で写真を撮ってくださった(大型造作)。両脇のお二人は、等身大の写真だ

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送中の今は、境内の大河ドラマ館で展示をやっていた。よく考えられた面白い展示だった。



参拝のあとは遅めのランチ。駅に戻り、逆方向の「うなぎのつるや」(鎌倉市由比ガ浜3-3-27)をめざした。創業が1929年(昭和4年=世界大恐慌の年)というから、今年で創業93年!という老舗である。





店頭にメニューが出ていた。私は上から2番目のうな重ご飯大盛り(税込み4,895円)にきも吸い(同220円)をつけた。締めて5,115円。まあ、たまには良いだろう。翌日の講演(2本立て)に備えて、体力をつけなければ。




おお、これは鎌倉彫ではないか!重箱の蓋でこんなに感激したのは初めてだ


「1時間ほどいただきますが…」とのことだったが、約30分で出てきた

このお店の公式HPに、〈飽きのこない甘さ控えめなタレでじっくり丁寧に鰻をふんわりと焼き上げる〉とあるとおり、タレはあっさり、鰻は上品にふんわりと焼き上がっていた。ご飯を大盛りにしたので、うまく鰻とご飯のバランスが取れていた。ベテランの店員さんに「店名は、鶴岡八幡宮からきているのですか?」とうかがったが、「創業が古すぎて、分からないのですよ」とのこと。



ああ、美味しかった! 鎌倉の町はどこか奈良に似ていて、とても好感が持てる。帰りには、駅前の地元スーパーで蕎麦(乾麺)を購入。関西で売っていないものばかりで、これは帰ってからの楽しみだ。皆さんもぜひ、鎌倉をお訪ねください!
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