goo blog サービス終了のお知らせ 

tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

近所のスーパーで買える本格派!十割と八割蕎麦(信州・山本かじの)

2020年07月06日 | グルメガイド
血糖値が高めなので、毎日のように蕎麦をいただいている。蕎麦はGI値が低いのだ。他にも玄米や全粒粉パンはGI値が低く、逆に食パン、フランスパンや精白米はGI値が高い。奈良市内には「」「百夜月(ももよづき)」「彦衛門」をはじめ蕎麦名店が多いので外食することもあるが、基本は家で乾麺を食べている。

冬場はマイルドで口当たりの良い川口製麺所(東吉野村)や尾上製麺所(黒滝村)の蕎麦を「かけそば」(温)にして食べているが、夏場は十割や八割の蕎麦をワイルドに「ざるそば」(冷)で食べている。なおざるそばのつゆは「ほんまに濃い~の大阪堺の醤油屋のストレートめんつゆ」(大醤株式会社)、大根おろしの大根は、「HEX HIVE」(奈良市東向商店街)の宇陀産大根の先っぽをおろしている。

最近私は近所(奈良市西郊)のスーパーで、「元祖十割そば」(200g 税別328円)と「伝統の二八そば」(=八割そば 250g 税別328円)というスグレモノを発見し、この2つを交互に食べている。どちらも株式会社山本かじの(長野市大字大豆島)の製品で、十割は「飯綱町十割そば専用工場」(長野県上水内郡飯綱町)で作るというこだわりだ。なぜ「元祖」なのか、同社のHPによると、



当社がお届けしている「元祖十割そば」は、わが国の乾麺においてはじめて商品化された、正真正銘の“元祖”。今からおよそ30年前、そば処・信州の無類のそば好きだった技術者が作り上げた、完全無添加のそばです。

現在「元祖十割そば」を製造している工場は、40年以上もの昔、農作業用の機械を製造していました。当時より、工場の技術者は高い技術力を持っており、とくに旋盤(回転させた工作物に刃をあてて削る機械)技術においては、長野でも指折りの腕前と評されているほど。

そんな技術者が発案したのが、そばの製粉機でした。そば処・信州ということで、技術者自身が無類のそば好きだったこともあり、農機具製造の技術力を活かした製粉機作りへの挑戦が始まりました。

そば好きの技術者が製粉機を作る際に考えたのは、当時売られていた乾麺よりもそば粉をたくさん使ったそばを作ること。「本格的なそばを手軽にご家庭で食べてほしい!」との願いを込めて、そば粉だけで作った十割そばを作り出すことにしました。「そば粉だけで作るそば」とは、麺のつなぎとなる小麦粉や食塩を一切使わずに仕上げる「完全無添加そば」ということ。これは当時としては考えられないことで、乾麺の常識からすると無謀ともいえる挑戦でした。


つまり過去に例のない製粉機を作り上げることで、乾麺の十割蕎麦を製造できるようになったというわけだ。私は「元祖十割そば」の方をメインにしているが、何気なくネットで検索してみると、「伝統の二八そば」は、「本音でテストする商品評価サイト the360.life(サンロクマル)」で、堂々の1位に輝いていた!「元祖十割そば」は紹介されていなくて、代わりに「北海道産100%国産の十割そば」が4位に入っていた。

若い頃はよく北海道や山形の乾麺を通販で購入していたが、こんな本格的な蕎麦が近所のスーパーで買える時代になったのは、とても有り難いことだ。皆さんも、ぜひお試しを!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レジ袋禁止条例 その過程から... | トップ | 奈良のご当地レトルトカレー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメガイド」カテゴリの最新記事