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クラウドファンディング「大安寺天平伽藍CG復元プロジェクト」いよいよ10月4日(月)スタート!(2021 Topic)

2021年10月03日 | お知らせ
いよいよ明日(2021.10.4)から11月30日(火)まで、「大安寺天平伽藍CG(コンピュータグラフィクス)復元プロジェクト」というクラウドファンディング(CF)がスタートする。これに伴い、明日はお寺で記者発表も行われる。CFを運営するのは、READYFOR(レディーフォー)だ。お寺の公式Facebookには、
※トップ画像は、お寺からお借りした

大安寺天平伽藍CG復元プロジェクト
大安寺では現在、奈良文化財研究所様ご監修の元、大安寺天平大伽藍をCG復元するプロジェクトを進めています。大安寺は奈良時代、887名の学僧が在籍し、約26万㎡の境内地に七重塔2基をはじめとする90余の堂塔を擁する国家筆頭寺院でした。

しかし度重なる災禍により寺運衰微し、現在かつての堂塔は全て消失、境内地も最盛期の4%の1万㎡となっており、また周囲には住宅等が立ち並び、復興が困難な状態となっています。

往年の大安寺の様子、歴史等を広く正しく知っていただくためのツールとして活用して参ります。今回、単なるCG再現にとどまらず、散策、飛行モードを搭載予定です。コントローラー操作により伽藍を自由に散策でき、またドローンのように自由に上空を飛行し伽藍を体感できる仕様を搭載予定です。


このCGを制作するのに要する総額3,000万円のうち、1,000万円(第一目標額)をクラウドファンディングで調達しようというのが、今回の趣旨である。すでに朝日新聞が「最古の官立寺院・大安寺 奈良時代の大伽藍をCG復元へ」という見出しで紹介している。

大安寺はもとの境内のわずか4%の敷地に建っている。周囲は住宅地になっているので、伽藍の復興は極めて難しい。このCGで天平伽藍を多くの人に見ていただければ、また「現在の境内地内で、可能な伽藍だけでも復興しよう」という流れになるかも知れない。

クラウドファンディングへのご協力は、こちらのサイトから(10/4公開)。たくさんの方のご協力を期待しています!

朝日新聞の記事(2021.4.22付)


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