tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良新聞「雑記帳」で『奈良万葉の旅 百首』が紹介されました!

2021年07月30日 | 奈良にこだわる
奈良新聞の投書欄「雑記帳」(2021.7.28付)で、旧知の松本全代さん(川上村在住)が『奈良万葉の旅 百首』(京阪奈情報教育出版)を紹介して下さいました。〈雄々しく、伸びやかな歌も多いが、読んでいて胸が詰まる歌もある。歌の背景が解説されているので、胸に迫ってくる。特に「壬申の乱」や「吉野の盟約」の皇子たちの悲劇に心を奪われ、図書館でそれらに関連する本を、何冊も借りて読みふけっている〉。

また最近、万葉集に関するイベントを企画する過程で本書を1冊お渡しした会社員の男性(神戸市在住)からは、「お盆に桜井市の実家に帰る。母に1冊、プレゼントしたいので購入したい」という有り難いお申し出を受けました。

万葉集に登場する地名は延べ約2,900、そのうち約900は奈良県の地名です。こんなにたくさんの歌が詠まれた都道府県は他にありません。「万葉集は、奈良県の歌集である」とも言えるわけです。『奈良万葉の旅 百首』を手にして、たくさんの人が万葉歌のゆかり地を巡ってくださることを願ってやみません。

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