'13-06-01投稿
地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、関心を持っています。
概ね、環太平洋火山帯、太平洋プレートの活発な活動に伴う一環として発生していると想われますが、見過ごすことができない出来事として心配しています。
世界の地震分布
(引用:http://jishin.b5note.com/xn-qckua0a9340d8nxb/14664/)
基本的には大陸移動、マグマ活動の活性化に起因すると言われていますが、
既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。
個人的には、5月に入ってからは、国内外で発生していたM5以上の中規模地震は福島県沖を含めて小康状態になっていますが、巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?と、また、カムチャッカ半島沖で複数の地震 最大M6.4(2013-05-21)に引き続いて、南太平洋トンガ沖でM7.4 引き続きサハリン近海でM8・2(2013-05-28)が発生したことから、
その福島県沖の巨大地震への連動性について、漠然ながら杞憂していましたが、幸い、一部の地域で梅雨入り宣言されたように、湿度の高い季節になり、ことなきを得たか?と想われます。
個人的にメカニズムは不詳ですが、
地震・噴火に影響する大陸移動に対して、
特に、天変/地異の寄与率がどのようになっているのだろうか???
天変現象
↓ ↑
地異現象
(大陸移動のストレス⇒地震の発生⇔(地殻変動)⇔火山帯活動の活性化)
フィリピン・マヨン火山が噴火(2013-05-09)に引き続いて、メキシコの火山が噴火 (2013-05-18)、鹿児島の桜島で1日に5回の爆発的噴火(朝日新聞2013-05-18)が発生しており、世界各国への地震・噴火の連動性は?と 既報富士山で異変!巨大地震の予兆か・・・。で記載したように、杞憂しています。
今回は大陸移動に伴うプレートのさまざまな動きに係る記載を調べました。
その前に既報までに検索した大陸移動と地震に係る情報
を個人的なメモとして列記しました
参考投稿:
地異に係る記載(その9:地磁気の逆転と大陸移動について)(2011-12-23)
「地震および津波に係る投稿」の整理('11-03-13~'13-03-25)と今後への期待
引用:http://www.palacap.co.jp/ex/index.html 引用:http://tenkataihei.xxxblog.jp/
archives/51732251.html#
引用:
http://oka-jp.seesaa.net/
article/362511093.html
(エクスティンクションプロトコロル)
以下、大陸移動に係る奇妙奇天烈なプレートの動きに係る情報を記載しました。
新・地震学セミナーからの学び
5 奇妙奇天烈なプレートの動き
http://www.ailab7.com/kiteretu.html
「
この図面は太平洋プレート、フィリピン海プレートを中心にしたプレートの移動方向を示したものです。中央海嶺から海洋底が生まれて東西方向へ移動していると言う説明になっています。下の図面はほぼ同じ海域の海底地質の年零を調査したものです。転載させていただいた、ニュートン誌(1991Vol.11.No.6)には海底地殻の年齢となっていますが、地殻の本体部分は10kmもの深部にあってとても採石などできません。これは海底の表皮ともいえる部分の年齢です。(ライブラリー43)
この海底地質の年齢を見ると、一応太平洋プレートは東側が若く西へ行くほど歳をとっていますので、プレートが西進しているのかと、納得してしまいそうです。しかし、プレート端部での潜り込みの方向を見るとバラバラであるのが分かります。右図のほうがわかりやすいですが、太平洋プレートはカリフォルニアでは東北へ、アリューシャンでは北方へ、日本では北西へ、ボルネオあたりでは南西方向、ニュージーランドでは、また北西方向です。一体剛体であるはずのプレート(といっても、お椀のようなシェル構造ですが)にそんな器用な動きが取れるのでしょうか。これではゴム板のようです。
カリフォルニアでは、若いものから先にもぐりこんでいるという矛盾したことになっています。さらにおかしいことは、フィリピン海プレートです。この図にはありませんが、最初の図面を見ると、東端は東進し、西端は西進しています。間に海嶺も無いのにどうやって、潜りこんだ部分が補充されるのでしょうか。どこかのサイトでこのプレートはやがて消滅するのだ、ということを言っていた人がありましたが、剛体であるプレートが半分に切れて、東西に消え去ると言うことでしょうか、その後海底はどうなるのでしょうか。プレートとは、とっても奇妙奇天烈な動きをするものです、本当にプレートが存在するとしたらですが・・・・。
奇妙な話をもう一つします。右の図は、
ニュートン誌の1989Vol.9No.5に載っていたもので、「ドイツが日本に近づいてくる」というタイトルの記事です。和歌山の下里水路観測所で人工衛星を使って、各地の間の距離を測っているのだそうです。
その結果、同じユーラシアプレート上にあるはずのドイツと日本が年間38mmも近づいているというのです。ハワイが78mm近づくのは理解ができるのだが、同じプレート上の2地点が近づくのは、プレート(剛体のはず)論としては納得が出来ないわけです。その理由として、
①ユーラシアプレートは一枚岩でなく、その中に別のプレート境界がある。
②プレートは完全な剛体ではなく、多少の伸び縮みをする。
③日本周辺はプレートの入り組んだ地域である。このため他のプレートに押されて、局所的に複雑な動きが存在する。
この内のどれかだろうが、観測データの蓄積が必要である、としています。どうして、プレート説を見直さないのでしょうか。不思議です。星野先生のおっしゃる通りの辻褄の合わない説明が始まっています。(セミナー 111 -114)
海底地質の年齢といい、人工衛星を使った測地といい、これらは、地表の年齢であり、動きです。地殻はもっと深部にあって、こうした観測では把握することが不可能です。皮膚の動きから、骨の診断ができるでしょうか。地殻は卵の殻のように薄いものですが、しっかりと踏ん張って、潮汐現象の原因になる起潮力に耐え抜いてくれているのです。そうでなくて、切れ切れのプレートの連結ならば、起潮力の作用で一日2回グニャグニャと動いてしまいます。(セミナー 211 223 271)」という。
⇒プレート端部での潜り込みの方向を見るとバラバラであるのが分かります。右図のほうがわかりやすいですが、太平洋プレートはカリフォルニアでは東北へ、アリューシャンでは北方へ、日本では北西へ、ボルネオあたりでは南西方向、ニュージーランドでは、また北西方向です。一体剛体であるはずのプレート(といっても、お椀のようなシェル構造ですが)にそんな器用な動きが取れるのでしょうか。これではゴム板のようです。
①ユーラシアプレートは一枚岩でなく、その中に別のプレート境界がある。
②プレートは完全な剛体ではなく、多少の伸び縮みをする。
③日本周辺はプレートの入り組んだ地域である。このため他のプレートに押されて、局所的に複雑な動きが存在する。
既報地震および津波に係る記載(その41:バヌアツ沖M6.0、引き続いて千島列島沖M6.9 要警戒か?)で記載しましたように、数々提案されている「地震の連動性」は
本引例で記載されているように、複雑に影響し合っているということが推察されます。