藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

百害あって一利なし

2012-11-21 03:37:15 | 社会・経済

 石原慎太郎が、「パンドラの箱」を開けてしまった。どの様な事が有ろうとも、口にしてはいけない言葉「核兵器所有」を天下に公言してしまった。

 佐藤栄作総理の時代、当時の西ドイツと秘密裏に協議したのが「核兵器保有」である。

 今日では隠れもない事実として認識されている。その時の結論は、「両国とも核兵器を持った時点で、アメリカおよびソビエト(現ロシア)から、敵対国として扱われ、経済基盤が崩壊させられるであろう」という結果に終わった。今日では、ドイツと日本は、三ヶ月あれば広島型原爆を持つことが出来る国家だという世界的認識だそうである。それだけに、言っては為らない言葉であったのだ。

 この言葉で、少なくとも広島、長崎、沖縄、福島の人々は、「維新の会」はこの選挙の選択肢から除かれた。

 「語るに落ちる。」「墓穴を掘る。」これで助かったのが「自民党」なのか「民主党」なのか。選挙情勢は大きく転換したようだ。

 それと共に、アメリカ、ロシア、だけでなく中国もまた、日本は戦前のような「覇権主義国家」に里帰りしようとしていると思われても反論の場を失った事になる。

 一政治家の発言は、その人間の一言ではなくなる事を肝に銘じて欲しい。嘗て佐藤栄作は、「核兵器保有」研究の後、「非核三原則」を打ち出し、ノーベル平和賞を受賞した。

 ドイツは、「核兵器」を保有せずEUの中心的国家とし、国際的発言権をましている。「陸続き国家」として、軍事力よりも経済力のほうが、影響力が大きい事が体感できるからである。

今後インドが経済成長し、国際的影響力を持った時、中国はロシア、日本、インド、アメリカの四カ国で四方からの圧力を受ける事になる。

 その時の為に、国境が本土から少しでも遠い方が、国防上有利に働くからこそ、東南アジア諸国や、日本と領土問題を起こしているし、チベットの併合だと認識すべきである。

 天下の小説家上がりの政治家が、最低でも認識すべき国際感覚であろうと思うが、橋下大阪市長や、石原慎太郎にはその様な認識が無い。

 私は断言したい。二人とも国政に参加できる認識など無い人間だと。

 二人とも「百害あって、一利無し」。スタンドプレーで政治など出来ない。してはいけない。

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「北のカナリヤたち」

2012-11-20 20:27:40 | 社会・経済

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 「サユリスト」の性は恐ろしい。本日「北のカナリヤたち」を鑑賞すべく出かけたが、本日に限り、今日の最終上映時間が変更となり、見ることができなかった。その憂さ晴らしに、「DVDマガジン 吉永小百合 私のベスト20」を購入してしまった。内容は「愛と死をみつめて」である。この巻は封を切らずに、永久保存にすることにした。

 なぜ衝撃的に17歳の春、「サユリスト」に成ったのか、先日来考えていた。

「キューポラのある町」のDVDを繰り返し見ながら気付いた。       

それは、最後の場面、弟と共に陸橋の上を力強く走る場面で気が付いた。

 彼女の足は脹脛が、力強く太い。しかし、足首は細い。また、彼女の両掌は17歳の女の子にしては大きく力強い。その足と手に、不思議な色気と、品があるのだ。それに加えて、目に力がある。

 それまで見てきた女優には無い物だった。

17歳の4月8日自分の誕生日に、「サユリスト」になった。

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遣るだけやって文句を言う。

2012-11-18 20:30:54 | 社会・経済

 昨夜、田中真紀子の行動に、何故自分が反応したのか考えていました。

 田中真紀子の行動が、一般国民が日ごろ感じている事であったからだと気づきました。

 今回の選挙は、実は単純な選挙で、「全国民」対「全公務員(国や地方公共団体から給与を受けている人、国会議員や地方議会議員も含め)」のどちらの意見を国政に反映させるかの選挙なのだと気づいたのです。

 「公務員の利権確保」の打破こそ、国会議員が行われなくては成らないことなのです。

 私は「原爆被爆者」で「白内障」で「健康管理手当」なるものの至急を受けていますが、先頃、左目の手術の際、左目の「白内障」の手術も受けました。その結果、左右の視力の差が酷くなり、頭痛に見舞われ、一日3回の痛み止めの服用では抑える事が出来ず、右目の「白内障」の手術で少しでも軽減できないかと考え、医師に相談したところ、両眼を手術すると、「原爆健康管理手当て」が打ち切られることを知りました。それから一週間広島市役所を相手に、連日抗議に一人で出かけました。 

 私の理論は次のような論理です。交通事故で、不幸にも両足を切断された人が居て、その方は明らかに、「身体障害者福祉手当」が支給されます。ところが日本には、今年世界若手優秀技術者35人に選ばれた人の製作による義足を使うと、健常者と同じグランドでサッカーが出来る体になった人が居るそうです。ではその方は「身体障害者福祉手当」が打ち切られたのか問つめました。結果は支給対象者であることを、厚生労働省が認めました。では「白内障」はどうなのか。水晶体の変わりに「人工レンズ」を入れただけで、義足を付けた人と何処が違うのか「行政不服審査」を起こすむね「厚生労働省」と「広島市」に対し宣言して帰宅しました。翌日「行政不服審査」の書式等の問い合わせに、広島市の窓口に出かけた所、昨夜一晩で結論が変わったのです。広島市と、厚生労働省が徹夜で協議した結果が、従来の判断は間違いであった事を認めたのです。

 過去に打ち切られた人達への「手当て」再開は、公報「市政と市民」や市内の眼科医を通して、救済していくそうです。一市民でも出来る事を、「行政監督権、調査権」を持つ市議会議員が今まで何故出来なかったのか不思議でなりません。

 この事は、現代社会の現象の一部で、国会議員始め、地方議員の世襲制や議員ボケが原因と思います。全ての事に、疑問を持って考えていく議員を今回の選挙で選出すべきです。

 今回の選挙には、後輩の現職議員を応援する事にしました。同門の先輩として、国民の目線が何処にあるか、口うるさく伝えるためには、まず、彼を国会に送り出し、機会有るごとに、対話していく事が大切である事に気づいたからです。

 意見を言うには、それだけの応援をする。

民主主義の原点に返り、実行あるのみである。

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日本の教育の建て直しが日本の活性化になる

2012-11-16 23:36:03 | 社会・経済

 日本の政局が、アメリカ大統領選挙に影響を及ぼしたという。

 アメリカの政治評論家は、オバマ大統領は日本の政局の右翼化傾向に助けられた形になったという。リベラルな大統領でないと、日本の右翼化傾向に歯止めが掛けられず、中国との国際関係が悪化する事が懸念され、最後の一週間で逆転現象が起きたと論評しているようだ。

 石原新党や橋下新党等の維新を掲げる政党と、安部指導下の自民党政権を押さえつける事の出来る、リベラルな大統領をアメリカ国民は選んだのだ。

 アメリカの政治意識の高さは素晴らしい。

常に世界情勢を判断の一部に取り入れながら判断する。

 アメリカが日本を何故警戒するのか、私なりに考えて見た。答えは一つであった。嘗て天皇は神であった。ある一面、イスラム教徒通ずるところが存在する。其処に問題が存在するのだ。神の軍隊が、慰安婦など強制連行などしない。真にそう信じている連中が存在する事が問題なのだ。

 嘗ての日本軍の暴挙は暇がない。自分の部下さえ犠牲にし、わが身の保全を第一に考えた上級士官は多いい。満州航空史を読むと歴然と書かれている。乃木稀輔のような人物は稀で、その後表れる事はなかった。

 自らの政党の存続より、日本の将来を第一に考えた野田総理に拍手を送りたい。

 二世議員の集団、自民党には戦後の金銭的しがらみから抜け出す事は絶対に出来ない。

 官僚の天下り、天下りによる利益の配分、配分に群がる企業、その際たる物が、原発であり、学校法人なのである。

 広島市民は、広島市立大学を維持するのに、市民一人当たり100円の負担をしている。広島市民はあえてその決断をした。大学の中に平和研究所を開設し、芸術と平和の共存を模索する事に賛成したのだ。

 今回問題になった、札幌保険大学などは、過去に同じ目的の大学が、2004年に廃止されている。福岡福祉大学がそれである。秋田公立美術大学にいたっては、神戸ファッション造形大学や、想像学園大学が廃校に追い込まれている。岡崎女子大学は、幼児教育学科を4年生に格上げする計画であったようだが、広島の文教女子大学は既に募集を止めている。初等教育学科に変更し、文学部国文科に変更、短大は15年前に廃止している。比治山女子大学は比治山大学として男女共学に変更されて、5年が経過する。美術学部は、アニメーション専科に衣替えしているし、広島県の3つの県立大学は全て統合されて、経営の合理化がされたが、看護専門大学がその中心になった。嘗ての国文科や、農学部など付け足しに成っている。1970年代に設立された、立志館大などとうの昔に閉鎖された。隣県では、萩女子大が広島の企業の支援を受けたが閉鎖に追い込まれた。

 大学の経営資金の大半は、受験料と入学金である。嘗ては、滑り止めに合格した大学に納めた入学金は返済不要であったが、最高裁判所で、不法行為と認定されたため、当てに出来なくなった。後は、受験者が多い程、経営が安定する。東京六大学などは、受験料で経営されているような物なのだ。

 こうした時代の変革により50%以上の人間が大学進学する時代には、教育制度の大幅な改革が必要である。垂れ流しの公立、私学に対する助成金の見直しこそ必要である。

 学ぶ事は、大学に進学する事だけではない。

学ぶ方法は幾らでもある。世に名をなした人ほど、遠回りをしている事が多い。

 大学進学に対し自らの将来を塾濾されたい。

自らの為に。

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3台のPCやっと回復か?

2012-11-15 18:53:55 | 社会・経済

PC3台本格的回復なのか、はたまた一時復旧なのか、判断が難しい。

何れにしても、何とか動き始めた。コメント受付の為、セキュリティを緩めたのが、原因だろうと思われる。

さて私がお休みの間に、政治の世界は急展開である。報道を見ていてあきれ果てる。選挙を意識した決済にはあきれ果てた。勿論大学設置問題である。

少子化の時代に、新設大学など考えただけでもその救済の為に、税金が投入されるのは目に見えている。

税金を投入しても、維持しなくてはならない大学とは、どの様な大学なのか国民が考え直す時期に来ている。

大学は出たが就職が出来ない。出来ないのではなく、就職できる力が無いのだ。

特に私が疑問に思うのが、教員免許である。国家による試験が無い。大学で単位を取り、教育実習を無難にこなせば、教員免許は頂ける。ただし、採用試験は競争が激しいので、なかなか大変だそうであるが、各種学校の中に、教員採用試験講座なるものが、存在するのには呆れ果てている。その様な講座を受けなければ、教員になれない人間など学校には必要ない。

司法試験や、建築士試験、等々の様に国家試験を行うべし。

皆さんはどう思われますか。

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