藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

特別記事「サユリスト」のたわごと

2012-11-02 23:03:39 | 社会・経済

003

体調不良のため、ブログの更新を中止する事にしていた。が、昨日病院の帰り道で、本屋に立ち寄るとなんと其処に「吉永小百合」のDVDシリーズの売り出しに出会ってしまった。第一号が「キューポラのある町」である。全20巻だそうである。「サユリスト」の私が、何の躊躇もなく買い求めたのは当たり前の行動であるが、妻の「あかね」は冷ややかに美味しいものでも買ったほうが、体の為に良かったのではと揶揄された。

この映画が封切られたのは、昭和37年の私の誕生日である。満17歳のその日、「入学式」の司会をした帰りに、この映画を見た。その日から「サユリスト」になった。同じ昭和20年生まれ、ただ残念なのは、彼女は3月13日生まれ。私は4月8日生まれ。学年では一学年下である。が、この映画が封切られたのが私の誕生日。運命を感じている。その後の彼女の映画は殆ど見てきた。「タモリ」さんには負けない「サユリスト」を自負している。今後19巻のDVDが発売されるらしい。月二回の発売であるから、私の「こずかい」は、当分の間DVDに消えていく事に成りそうである。

昨夜は、「キューポラのある町」を50年振りに一人で涙を流しながら鑑賞した。50年前の記憶の曖昧さと共に、久しぶりに、「手のひらの歌」を思い出し、深夜画面と共に涙声で歌ってしまった。

それと共に、この年の9月、学校で鼻血が止まらず救急車で緊急入院した。「白血球減少症」と診断され、4ヶ月間の入院であった。原爆被爆者の宿命を感じた。それから4年後、私は直接「吉永小百合」さんの現物に出会った。それは、「愛と死の記録」の撮影現場に出会ったのである。