藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

アスベスト汚染状況例(8)

2012-06-01 18:02:46 | 社会・経済

028 石綿に関する国の資料や、私の経験から考察した石綿暴露者について、大きな見落としをしていたようだ。

この写真は、学校給食調理場に使用されている、ガスガマである。保護鉄板の内側に、石綿加工の断熱材が貼り付けられている。

このことから、病院や大手企業の独身寮や大量の調理を行う企業の従業員が、石綿暴露の犠牲者になりうることに、早く気がつくべきであった。

過去の中皮腫の事例の中に調理員の例がなかったので、頭の中に整理されていなかったのである。おそらく隠れ石綿被害者が存在しているのではなかろうか。特に、女性の肺癌発症者は、医師も石綿を発症原因として捉えにくいように思う。全国の学校う給食関係者の、健康被害の早急な調査が必要と思う。逆に言うと、日本は申請主義国家で、当事者が申請しない限り、救済されない仕組みになっている。これは生活保護も同じである。総ての権利履行は、まづ当事者の申請から始まり、それを行政が認めるか否かの判断をするようになっている。積極的に、国や地方自治体から手を差し伸べてはくれない。

このブログへ訪問されたみなさんへのお願い。

皆さんの親族や、友人知人に前記の様な職業に2005年以前に就いておられた方は「健康管理手帳」(石綿)が、取得できると思います。スーパーの惣菜を作っておられた方も、対象者の可能性があります。手続きなどの質問はいつでもコメント欄でお受けします。非公開で可能です。是非ご相談ください。

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