藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

少し 秋の気配

2012-09-11 18:07:33 | 社会・経済

911

今日の螺山です。その下に、西日本で最初に公共事業で開発された、虹山団地が東(左手に向け)へと伸びている。開発当時は、抽選で当選者のみが入居できた。昭和43年の事である。

若い低所得者でも、取得可能な金額で、370万円平屋付き60坪の建売であった。

当時の入居者は何れも高齢化し、空き家が目立ち始めた。「次世代が帰ってこない」現象が起こっている。空き家が増えると「無用心」である。団地の年寄りは大変だ。義理の兄もこの写真の中に住んでいる。「後期高齢者家族」の典型である。する事がないので「鈴虫」を飼育している。夏休みに「小学校の特別教室」の講師をした。「鈴虫」の飼育を子供達に教えて、鈴虫を分けてやるのである。幾つかの講座の中の一つであったようだ。私の孫は、校長先生の化学実験の講座を選んだが、講師紹介で、義兄が紹介されビックリしたようだ。

幼い頃から可愛がってもらったので、一番好きな叔父さんである。

その義兄の近所も、空き家が点在し、町内として管理に苦慮している。町内会の役員も、高齢者集団で大変である。よそ事ではない。私の住むこの団地も同じ状況である。

買い物弱者、通院弱者、数えればきりがない。解決方法も無い。さてどうしたものであろうか。

こうした、社会弱者を救う「政権党」が何処なのか、未だに見つからない。少なくとも「維新の会」でないことは明らかだ。そもそも社会弱者の存在を、どうも認識していないようだ。「橋下、下暗し。」いやいや「灯台元暗し」でしたね。

昨夜の、石破氏のテレビでの発言は迫力満点でしたね。惜しむらくは、彼が「改憲論者」で、「核武装論者」である所である。今一つ、「自衛隊」という「軍隊」の出身者であることが、どうも喉に骨が引っかかっている様な感じがしてくる。

中国と、韓国は自国の国内の不満を領土問題に振り替えてしのぐ事は、やめる時期に来ている。余り「反日感情」を煽ると、日本の「本格的再軍備」が成され、「核兵器」装備までも、成される危険性が起こる事を、認識すべきである。

9112今将に、「水無山」に 太陽が沈んでいく。 この山に昭和20年8月6日、原爆の資料収集機器を付けた落下傘が、落ちてきた場所である。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オスプレイ墜落事故 | トップ | 今年は9月22日が秋分の日 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちわ 水無山と「にしやま」は同じ山でしょ... (北国)
2012-09-12 12:37:35
こんにちわ 水無山と「にしやま」は同じ山でしょうか?形が似ていますので?樹木を見ると紅葉がまた綺麗でしょうね!
返信する
北国さまへ (深山 霞)
2012-09-12 17:30:42
北国さまへ
水無山は、螺山の西隣に位置し、秋分の日、春分の日に螺山と水無山の間に日が沈んでゆきます。爆心地から25kmの地点です。山の手入れがされなくなり、常緑樹が勢力を伸ばし、40年前のような紅葉は見られなくなりました。嘗て螺山は、広島市近郊ではマツタケの産地として夙に有名でしたが、虹山団地造成の影響で取れなくなりました。
返信する

コメントを投稿

社会・経済」カテゴリの最新記事