藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

「つーか、つーか、つーか、」

2020-05-22 12:43:48 | 日記・エッセイ・コラム

 声はすれども姿が見えぬ。 大きな声だけが聞こえてくる。「つーか、つーか、つーか、」。 鳥の鳴き声図鑑で調べてみた。 シジュウカラの声だそうだ。 一頻り泣いていたが、何処かえ飛んで行った。 そう言えば一昨日もこの声を聴いた。 その後、山椒の木のキアゲハの幼虫の姿が見えなくなった。 犯人はこの方ではなかろうかと疑り始めた。 食べるには勇気がいるはずだ。 幼虫は触ると角を出し、人間でも嫌になるくらいの匂いを発する。 生きるためにはこれくらい何ともありません的に捕食していった可能性が無きにしも非ずではある。 この鳥の姿はしょっちゅう我が庭で見掛けるが、人間を見ると素早く退散する。 周りに人影がないと、此の鳴き声で騒いでいたようだ。 よく聞いた声である。 今一匹気になるやつがいる。 カラスの「カー公」だ。 こやつは隣の家の屋根から我が部屋をのぞき込み、時々わたしを起こしにかかる。 以前は食パンの耳を少しばかりベランダに置いてやったが、あまりにも汚すので辞めた。 それが不満らしい。 わざわざ他所から餌を持ってきてお隣の屋根でお食事をなさる。 その後、糞もなさるのだ。 食した分だけ出さないと体が重くなるから、それが習慣らしい。 私も酉年の所為か、食べると出したくなる。 ただし、私の場合は腸が弱いだけである。 「立つ鳥跡を濁さず」 此れこそ真っ赤な嘘である。 証拠がこれ‥…カラスの飛び立った後だ。 

     

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