藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」 高校生「祖父母殺害」を「憂う」

2013-01-16 20:22:54 | 社会・経済

広島市に合併するまで同じ町名であった、高校二年生の男子生徒が、祖父母を殺害し、警察に自首した。我が家から東に2kmしか離れていない所で事件は起こった。高校生の両親は、高校進学頃離婚したらしい。祖父母の元から高校へ通っていたが、昨年11月26日以後学校へ行かなくなった。その理由は現時点で解っていない。父親とは別暮らしであったようだ。

祖母に不登校を叱られたのが凶荒の発端らしい。この17歳の若者に11月26日学校で何があったのであろうか。

現時点で本人も語らず、学校も把握していないようである。とは報道機関の情報である。

不思議なのは不登校の理由を、本人が語らないないということである。加えて公立の高等学校には、校外指導員が配置されていて、担任や親に話せないような悩みの相談を受けていたのではないかという不思議である。一つの学校に校外指導員の手が足りない程の、不登校生徒が存在するとは思えない。校外指導員はなにをしていたのだろうか。はたまた、担任はどうしていたのであろうか。家庭訪問もできないほど忙しかったのだろうか。冬休みを超えての事件となってしまった。

この子は自首するにあたって、身支度を整え警察に出頭したそうである。出頭時本人はいたって冷静であったらしい。そこまでこの子供を思いつめさせたのは、なんなのであろうか。

近隣の住民は口を揃え「大人しく、礼儀正しいあの子がまさか」と未だ信じられないそうである。

どうも現在の高校教育制度が疲弊し、それ以上に教員の意識が疲弊しているように思えてならない。教員も人間であるから、という前提に立って考えること自体に、問題が潜んでいそうな気がし始めた。職業として、報酬を受けて奉職している限り、プロに徹して欲しいものだ。民間ならば直ぐにでも解雇されるような教師も、一度採用されれば定年まで身分が保証される。こうした感触は民間人の勘ぐりなのであろうか。どうもこの辺りに、問題が隠されていそうである。

夜になって祖母が学校当局へ、転校の相談をしていたようだとの噂が私に耳に届いてきた。余程学校へ行きたくない理由か、行けない事情が生じたのではなかろうか。それが「いじめ」や、「体罰」でなければ良いのだが。ちなみにこの子供もバスケット部に所属していたようである。

この事件を教訓に、我が家を毎月一回第四日曜日午後2時から6時までに開放し、行政や学校に対する相談窓口を開設することにした。これまでは、ブログ上でアスベスト被害者の相談を受けていたが、子供たちの命を守るために再び老骨に鞭打ち当たる決意をした。ただし、範囲は広島県下に限定します。

事前に 080-6318-4554 にお電話いただければなお良い。24時間いつでも良い。電話に出られなかった時は、当方から電話致します。

私の出来うる限りの人脈で、対応してゆきたい。

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2 コメント

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17歳の少年が、どの様な決心の元、祖父母を手に... (深山 霞)
2013-01-17 20:29:37
17歳の少年が、どの様な決心の元、祖父母を手にかけたか考える時、周りに誰も彼の苦しもを共有してあげることのできる人がいなかったのかと残念でなりなせん。55歳をしおに、次世代に引き継ぐべきと考えて、教育問題からは出来るだけ遠ざかるようにしていましたが、地元の中学校の荒廃ぶりや、今回の事件の中で再び子供の人権保護のための活動を再開することにしました。
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なんか悲しい事件が多いような気がします。人は寿... (北国)
2013-01-17 16:15:26
なんか悲しい事件が多いような気がします。人は寿命が尽きると自然に死にます。若い方の死や事件は胸がつまります。
毎朝NHK・BS朝のドラマと火野正平さんの「こころ旅」を続けて観ています。雪で嫌になっちゃうので元気な若者や南国の風景を楽しんでいます。
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