藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

異常

2019-11-02 03:31:29 | 日記・エッセイ・コラム

 十一月二日午前三時。 広島が、温暖な瀬戸内海気候であっても、午前三時の気温が18℃とは。 これを異常と言わずして何と言えば良いのだろうか。 暖かいのは歓迎だが、それによって自然災害が発生するのはお断りだ。 車のタイヤを、明日は冬用に付け替えようと思っていたが、今少し先延ばしにすべきか迷っている。 案外に、こんな年は突然の大雪に見舞われる、なんてことが無きにしも非ずだからだ。 十一月に雪が降ることは、広島市では先ず無かろうとは思うが、何時の日だったか有った記憶が有る。 その時は、交通が昼間で大混乱だった。 さすがに雪はすぐ消えたが、大雪と言えば、昭和二十九年の正月の雪は並外れた雪だった。 十五日の成人式まで市内の雪は消えず、雪かきされた雪が、町角のあちらこちらに、積み上げられていた記憶が有る。 子供たち(私も)は、その雪を滑って遊んでいた。 その後の雪と言えば、三八豪雪であろう。 広島から北東に45km入った、山間部にある小学校の講堂を建設しに、泊まり込みで行ったが、朝起きたら一晩で一階は雪で埋まっていた。 旅館の食糧は無くなり、毎日漬物ばかり。 自衛隊の、ヘリで運ばれてきた食料が頼りの生活を、経験したことが有る。 工事はストップ。 春までお預けとなったが、吉田町役場までは、ブルトーザーに乗って帰って来た。 その時の新聞社ほど腹が立ったことは無い。 みんな食料が無く心細いのに、ヘリで手ぶらでやってきて、インタビューだけはしっかりしていった。 TVにはしっかり映ったが、腹が立つことこの上なかった。 そんなことを思い起こさせる今朝の気温である。

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