藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

家でぐずぐず

2020-11-01 09:45:34 | 日記・エッセイ・コラム

 男75歳、五年前に、前立腺は全て取ってしまった。 「これほど大きい前立腺は見たことが無い」とまで、医師に言われたが不思議と癌細胞はなかった。 おまけにマダニに侵されて、早や四年が近づいた。 痛みは未だ続いている。 しかし不思議なのが、この三年間で新しい家族同然の人々が出来てしまった。 病んで初めて、人の心が理解出来るようになるとは。・・・・。 今日は今日とて、親里芋、子芋、小蕪が山盛り、その方から届いた。 小蕪は今奥様が、丁寧を通り過ごす程に、洗い清めている。 これは浅漬け。 親芋は私が皮をむき、昼食に間に合うように焚き始めた。 皮を剥く時、手を酢水に漬け忘れ、痒い事この上ない状況となってしまった。 長く親芋を焚く事が無かったので、調理方法を忘れつい間違ていた。 焚き始めて、さてさて出汁は何が良かろうかと冷凍庫を漁っていたら、鶏肉が一枚出てきた。 何時買ったのか忘れてしまっている。 日付を見ると三か月前の日付だ。 そう言えば、鳥飯を炊くと思ったことが有ったが、失念していたようだ。 焚く事一時間。 奥様が味見をすると、美味しさで止まらなくなった。 農家出身の奥様が、親芋を食べた記憶がないという。 炊き上がった、先ずは頂いた方にお裾分けだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする