藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

四連敗

2018-09-09 06:44:25 | しごとの思い出

 絶好調のはずが、四連敗だ。 そう、カープの事だ。 それでもマジックは10に減った。 早ければ今週中に、優勝が決まりそうである。 新井選手も引退。 時代は新しい時代に入って行く。 そんな中、ロングセラーな商品を紹介したい。 広島が生んだヒット商品だ。 

 思いっきり大きくしてみた。 子育て時代、これを買ってくると子供が喜んで食べていた。 このソーセイジは、花ソーセイジという。 「福留江ハム」のヒット商品である。 福留は、福島留治の略である。 その会社を支えた一族が、中島一族だ。 今、代表取締役は、私が中学時代同じクラスだった。 帰宅方向が同じだったので仲良くなり親しくした時期があったが、私の長い闘病生活の為、行き来は途絶えていた。 その後、この会社の「可部工場」の改修工事で出会い再び交流していたが、福岡工場に転勤となり再び行き来が無くなった。 

 この会社、山陽本線横川駅から南、1,5kmの福島町に精肉卸問屋として産声をあげた。 この福島町は、かの、「福島正則」が関ヶ原の後、毛利氏の居城広島城に入場するに当たり、大阪の武器職人を伴って来広。 住まわせたのが名前の由来である。 鎧には皮が必要であったため、その加工を行う地であった。 西日本最大の食肉生産を誇ったこともある。 大陸に兵隊を送り出す宇品港。 その兵隊に持たせる「肉の缶詰」生産の拠点であったのだ。 「花ソーセイジ」は、正月料理の為に開発中に生まれたそうである。 松竹梅をソーセイジで作ろうとする過程で生まれ、大ヒット商品に成り、田舎企業が全国区へとなった。 実は 「カルビー」 発祥地は、軍用食肉設備跡地から始まっている。 どこか不思議な縁を感ずる。