口先だけ

どうも愚痴ばかりになっているらしい。　奥様の弁である。　小泉八雲の研究に没頭中の奥様は、現在頭の中が南北戦争当時の、アメリカの文学界の事でいっぱいらしい。　寝ては覚め、起きては・・・・の状態で、没頭されている。　没頭されるのは良いのだが、同じ話が幾度も出てくる。　むげにもできないので、適当に聞いているが、時に自分が話していて気づくのか知れないが、途中から趣旨が変わることがある。　まだまだ本職の研究者とはいかないようである。　それにしても、この一年での勉強ぶりはものすごい速さである。　早いのはいいが、早すぎて以前の事を忘れるらしい。　そこがご愛嬌と言えばそうだが、惚けの前兆でなければ良いのだがと、少し心配している。　とは言っても此方も、似たり寄ったりである。　口ほどに体が動かない。　今日の事は明日、明日の事は明後日となっている。　これでは不味かろうと、リハビリに精を出しているが、少し遣り過ぎの感がある。　両足の腿が少し痛いので横になっていたら、いつの間にか寝込んでしまっていた。　目覚めれば午後三時。　慌てて本日の予定、「ヨーグルト」作りだけはこなして於いた。　熟睡すると夜が眠れない・・・・・。　悩みが一つ増えてしまった。

変な天気

日は射している。　しかし、少し奥の山は雪煙か？白くかすんでいる。　霧ではなさそうだ。　どうも本を読む気力がわかない。　ＴＶも大した内容もなく、垂れ流している。　国会中継も、「総理の嘘答弁」に、終始している。　そんな自民党の中に良心派は居ないのだろうか。　学校教育現場もどうもでたらめが多くて大変らしい。　事務処理がそんなに多いいのだろうか。　副担任性をひいているらしいが、担任は一人で事務方を付ければ済むのではないだろうかと思うが、そうもいかないらしい。　個人情報保護の為、情報共有者を減らす方向だそうだ。　子供の個人情報とはまさか家庭環境…年収、離婚の有無、生活保護・・・・。そんな情報は隠しても隠さなくとも何処からかダダ漏れ状態だという事は、大本の役所の、セキュリティーに問題があって、学校ではない気がするのだが。　何れにしても、現代の家庭の形は「百人百色」になってきたようである。　休日の子供の服装を見ると首をかしげたくなることが多い。　なんだか昔の「竹下どうり」を思い出してしまう。　漫画文化の爛熟もよいが、生き物としての生命力にかける文化は何時か国を滅ぼす。　大正デモクラシー、モガ、モボ、・・・不況…戦争。　なんだかそんな予感がしてならない。