藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

石州街道飯室路亀山交差点から

2011-11-04 16:54:30 | 社会・経済

016

ここが先だって紹介した石標を工事で壊した交差点です。

ここが、川筋路から福王寺路が分かれ大文字川に沿って上ると、この交差点に出るのです

右端に見える小路がそうで、旭鳳酒造から正規な官道(191号線)とここで交わります。ここから、さらに大文字川に沿って、西に向かうのが飯室路です。

017

今は、道幅が広くなり、当時の面影はなくただ国道191号線という渋滞の多い路線になっています。さらに進むと、ひとつ小さな峠を越えて、昔の飯室路の残る路に分岐する交差点に出ます。

018 

国道191号線のこの先はトンネルになっています。トンネルになる前には、これから紹介する事故が国を動かしトンネルになったそうです。事故については、以前詳しい年月日の入った小さな慰霊碑が旧飯室路の藪の中に立っていましたが、霊園が開発されたとき行方不明となり現在は、立派な慰霊碑がたっていますが、事の顛末については、何も記されていません。事故は戦前この峠を幕の内峠と呼ばれた時期に発生しました。廣島電鉄のバスが、雪道で谷に転落、乗客など十数人が、亡くなるという当時とすれば大惨事となり、そこで国が、トンネルを堀り、峠越えの路を廃止し、現在に至っています。しかし、地元の人は渋滞時の抜け道として利用しています。わたしが、写真を撮っている間もどんどん車がやってきて飯室路ならぬ抜け路、と化していました。

020 

010 

これが、事故の慰霊碑です。峠の頂上にあり、これを下っていくとやっと読み解いた飯室の石標の交差点に出ます。

明日からは、いよいよ加計へ向けての道筋を行きますが、途中下車しながらゆっくりと行きたいと思います。    早く風邪を治さないと、あかね様に外出禁止、一言で怒られますので、今日はここまで。


志村建世氏からのコメント

2011-11-04 05:07:30 | 社会・経済

名前:志村建世

URL:http://pub.ne.jp/shimura/


コメントの内容
--------
ご苦労されて読めた結果を、わかりやすく紙に書いて、簡単な

解説もつけて掲示しておきたいですね。私製でクリアファイルに

でも保護して柱の側面に貼り付けるとか、区役所に相談してみ

たらどうでしょう。区の広報紙などにも好適の記事になりそうで

すが。

ご提案ありがとうございます。早速区役所に行き、そのほかの

石標の文面も解読し、表示できるよう話してみます。何かスポ

ンサーがつく予感がします。可部の町の石標めぐりだけで、イ

ベントが出来そうです。プラス石碑や、戦国時代の屋敷跡等、

かなりの健脚でないと、一日では見切れませんが、ここは、『可

部カラスの会の出番のようです』。


島根原発一号機 作られたのはいつだったか?

2011-11-04 02:10:16 | 社会・経済

今夜眠れず、島根原発一号機が作られたときの、状況を思い起こしていいます。  私の弟がかかわりました。弟の仕事は、原子炉の周りを、厚さ十センチのグラスウールで覆う仕事で、今まで経験した事もないしことでしたが、前任者が投げ出すほど精密製を要求され、円形に平たいものを貼り付ける、無理な仕事であったと、後に話していました。                                            円形ですから接着面と、外周面の長さが違いそれを細かく計算し厚さ十センチのグラスウールをカッターナイフ一本で切り出し貼り付ける仕事だったようです。     一段貼り付けると、検査がとうるまで、待機です。                     半日は海で遊んでいたようです。                                周りは原子炉など製作した事もない人間ばかりで、そもそも、現場管理者が未経験者ばかりであったと言っていました。                             そんな施設の周辺に住むこと自体狂気の沙汰とよく言っていましたが、いまでも、原子炉建設のプロと、称される人はいないと思います。                   特別な、国家資格を設定し合格者だけで修理、点検、運転当行うべきです。     そのような、資格試験の参考書など、どこの本屋でもみたことがない、ということは、資格試験などないに等しい、という事でしょう。                       社内教育を受けた社員が、マニアル片手に運転しているのですから、これほど怖いことは、ありません。ですから、玄海原発のように、ミスから緊急停止に至るのではないですか。これだけ、多くの原発が作られ、そのうちいつか操作ミスによる暴走が起こるように思います。                                       作る勇気か、やめる勇気か、当然やめる勇気に移行すべきでしょう。皆さんのご意見は?