藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

鵜の目、鷹の目、霞みの目 島根原発も欠陥原発

2011-11-17 03:52:26 | 日記・エッセイ・コラム

中国新聞11月16日29面に、次のような記事が掲載された。以

下要約。 『津波対策 新発電機を公開』 設置されたのは、

標高40メートルの高台、出力1万2千KW 『ドイツ製』 中央制

室や、炉心冷却用ポンプの、稼動用だそうだ。

ここに、疑問が生じた。なぜ国産の発電機を、設置しないの

か?日本には無いのだろうか? 無かったとすると、中国電

は、最初から津波など無いと、想定し原発を作った、としか

考えられない。はたまた、建設費削減のため、計画から外し

たのではないか、という疑問である。おそらく後者であろう。原

発一基製作するのに約三年以上、仮に非常用電源発電機

が、国産に、無いにしても開発に、十分な時間が存在したは

ずである。

それをあえて、急遽ドイツ製を、設置したこと自体不自然であ

る。 あれだけ断層論争をし、安全だと言い切った、中国電力

が急遽輸入までして、発電機を設置したことは、自社の都合

のよい用学者で論理を固め、市民にそれを、お押し付けて

きた証思いませんか。 このように付け焼刃での、対応し

かしな原発。 一日も早く廃炉すべきでしょう。

同じ日の別面に、元総理阿部氏の、談話が載っていた。それ

は、次のような内容である。『周防大島上関の原発建設は、

地元経済の活性化にとって、欠かせないという意思をはっき

り示すことが、其の条件だ。』阿部氏の見識を疑う。瀬戸内海

の真ん中に原発を作ること自体、大きな間違いであることに

気づかない政治家なら必要無い方である。閉じ込められた内

海を死の海する覚悟を持って行うのか。其の責任をあなたが

取るの、かはっきりしてください。責任を取れもしない、貴方が

言及すること自体奥がましいことです。上関の皆さん、政治家

とはこんなに、無責任だということを認識し、又、一企業であ

る、中国電力の説明を、鵜呑みにすると、子々孫々まで、原

発で苦しむことになるのです。