FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(7月9日~7月14日) 

2012-07-08 09:58:01 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     78.50~80.20 
>ユーロ・円   96.50~99.80
>ポンド・円   122.00~125.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
 9日 中・6月CPI/PPI
10日 英・5月鉱工業生産指数(前月比)
11日 米・FOMC議事録公表(6月19・20日分)
12日 豪・6月新規雇用者数(前月比) 日・日銀・政策金利発表 米・ 新規失業保険申請件数
13日 中・Q2GDP(前期比) 6月鉱工業生産(前年比) 米・6月PPI(前年比) 7月ミシガン大学消費者信頼感指数<速報値>

<今週の予想>
ユーロが対ドルで2年ぶり安値に下落。 6月の米非農業部門雇用者数の増加が予想を下回ったことを受け、安全資産への逃避買いが膨らんだ。 ユーロ・ドルは1%下落し2年ぶり安値となる1.2264ドルをつけた。 その後、値を戻し前日比0.77%安の1 .2296ドルとなっています。 週間ベースでは3%下落し、9月11日終了週以来の大幅な下落率となりました。
 
雇用統計は予想より弱かったが、連邦準備理事会(FRB)が行動を起こすに至らないだけの強さはあったとみられています。

今週は、指標的には小粒のものが多く、レンジ相場で若干弱めに推移しそうな雰囲気です。 ユーロについては、政治的にも経済的にも、ユーロが上昇するような環境ではありません。 向こう1週間あるいは1カ月以内に容易に1.2280ドルを下回る可能性があり、1.20ドルへの下落もあり得るのではないでしょうか。

またユーロ・円の下落が政府・日銀による円売り介入に繋がるのではないかとの声が一部にあるが、ユーロ円の下落が介入の直接的なきっかけになることはないだろう。 米財務省が為替報告で日本の通貨政策をここまで痛烈に批判しており、円売り介入の可能性が完全に消滅したわけではないが、少なくともドル・円が75円を割り込むような展開にでもならない限り、政府・日銀は円売り介入を手控えざるを得ないのではないでしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。