くにちゃんのハーレーダイナは新車購入にもかかわらず、今までリアブレーキの効きが良くありませんでした。
もちろん購入店に2度ほど「おかしい」と見てもらいに行ってますが、「個体差です」「ハーレーってこんなものです」って言われて仕方なく納得してました。
実用上不足なく止まれはしますが、思いっ切り踏んでもロックせずABS作動域まで達しない効きでした。
今日は、はっちゃんお勧めの神戸のトルコ人経営のショップで交換してもらったら、いい意味でビックリ!
ブレーキペダルストロークが小さくなり、カチッとして新品パッドなのに良く効きます。
「前はどこでした?」
いや、リヤのパッド交換は初めてだよ。
「ブレーキラインにエアが入ってた」
えぇ~~
「ミッションオイルや、ブレーキオイルはどこで換えてるか?」
購入店だよ。
「ミッションオイル、ハーレー純正使ってるか?」
そうだと思うよ。
「ちょっと走ってみたけどフィーリング良くない、北海道行くならその前に点検してあげたい」
「クラッチもフロントブレーキもアクセルも全部軽く動くようする、とても乗りやすくできる約束する」
う~ん、どのくらいの間預けるの?おおよその料金は?
「○○円と部品代とオイル代くらいだ、朝預かって夕方出来上がる」
以前のリアタイヤ交換の時も対応良かったし、今日のリヤブレーキは正直びっくりした。
ちょっと前にミッションオイルやプライマリーオイル交換したんでもったいないけど、トルコ人の腕を信用してみよう。
ハーレーの走行距離も4万キロ越えてるし、しっかり整備も良いころ合いだし。
考えてみたら、修理後実走テストしてるバイク屋さんに今まで当たってなかったな。
トルコから来て日本人妻もらってバイク屋するパワーと腕前に、大半のバイク屋さん負けてるかもね。
命の関わる部分だけに怖いですね。
その昔(30年ぐらい前)某 赤男爵で試乗車上がりを購入したとき
『踏みしろが深過ぎる』と受け取ってすぐにクレームを付けたら
「このバイクのストロークはコンナものですよ」と
1回踏んだだけで返されたことがあり
『連続すして踏むとストロークが変わるのはエアーを嚙んでる証拠』と
言い返したら「素人が判ったようなことを言うな」と馬鹿にした言い方をしたので
『エアーを噛んでなかったら工賃を払いますが
混入してたら納車整備費用全額返金してくれ』と
エアー抜きを頼んで見事に整備費全額を返金して貰ったことがありましたが
命に係わる部品のトラブルだと言う事を考えてほしいですよね。
それと、修理後の試乗もしないでお客に渡すのも信じられないです。
ブレーキに関してはある程度知識が必要ですが
簡単な点検方法ですが、素早く数回踏んだり握ったりして
ストロークが変わるようだとエアーを噛んでますよ。
あと、完璧にエアーを抜くには「一晩ブレーキを強く掛けた状態で放置」
原理ですが、ブレーキオイルに圧を掛けて
細かな気泡をマスターシリンダー側に送り出すのです。
(裏技ですが、ブレーキオイル交換時など行うと良いですよ)
でも、親切というか誠実なトルコ人にあえて良かったですね。
ハーレーは国産と工具が違うので、うけてくれない店も多いですからなおさら苦労するというか、購入店に行かざるおえない。
今回は小さな仕事も嫌な顔せずやってくれる店だから、知り合いになっておいて損はないと思うよ、とのことからちょっと利用させてもらった次第です。
手際も良いし片語ことながらもだいたい通じるし、奥さんも店にいることは多いようでややこしい日本語は訳してくれる。
このスタンスで続けていくと、神戸でもすぐに信用を得られて繁盛すると思います。