昨日、実は着陸失敗したんですよ。
吊りすぎたか、風が舞ったかで腰の高さくらいから「ドカン」と降りてしまった。
と同時に機体から「バキッ」と音も聞こえた。
でも脚は取れてない。
同じくここからが大事。
なんと、最スローなのにエンジン回転が多少上がり、スルスル走り出したではないですか。
- これは止まらない。
- もう一回上がろうか。
- 回転高いので降りられなくなるぞ。
- でもこのままじゃオーバーランで土手から落ちて中破以上する。
- 蛇行では速度があるので揚力で横転すると思う。
- エンジンカットは間に合わないだろうし、おそらく何かのトラブルなので効かないと思う。
- ダウンをついてあご沈で止めよう。
と、このような事をアドレナリン大噴出状態0.5秒くらいで考え、あご沈させたのでした。(実際には前転した)
バキッと音がしたとき胴体内のエンジンマウントが折れて、少し動いたみたい。
補強材接着中の洗濯ばさみあたりで、様子を想像してみてください。
エンジンそのものが動いたのでマウントと同じ板に乗っかっているのですが、サーボがスロットルを開ける方向にひっぱった形になって回転が少し上昇したと思われます。
朝早くに起きてシクシク泣きながら直しています。
続いてGT33の修理です。
ベアリングは昨夜から冷凍庫に入れて冷やしてました。
フロントベアリングから入れますが、めちゃくちゃ固い。
冷やしてちじめたくらいでは入りませんでしたので、クランクケースにドライヤー攻撃。
木片で体重掛けて押さえ込んで何とか収納。
リヤべアリングは一回り大きいので、大丈夫だろうかと不安が走る。
が。。。。予想に反してリアベアリングは緩めでしっくりすっぽりと収まったのでありました。
次は穴用C型止め輪。
OSで言うピストンピンリテイナーの取り付けである。
スマモ店長に言わせれば「二階から目薬」と言うほど困難な作業とのこと。
それがですね、不思議ですね!
何の苦労もなく2回目でしっかりと入りました。時間はおよそ2分でしょうか!
それさえ終われば普通のグローエンジンと同じで、キャブやヘッドを取り付けて完成。
手で回してみて、異音、引っ掛かり、渋みなど何も問題なく圧縮もばっちりです。
最近スマモさんの宣伝ブログのようになってますが、店長の判断によりますとシリンダーフィンが折れたくらいはそのまま使えるんですよ。だから今回の修理はもったいないくらいですって。
要は見栄えの問題だけです、ただしですねモノに当たっている場合は目視ではわからない歪が出ている場合がありますので、その場合はクランクケース交換ですよ。とのこと。
目視でわからない歪はどうやって発見するの?
回してみて吸気、掃気の通路を見ればわかるんですよ。ですって。
いろいろノウハウをお持ちですから、解決できない事象があれば来店お買い物ついでに相談聞いてもらえばいかがでしょうか。