笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
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「内側広筋」「外側広筋」写真集。

2011-12-12 10:31:50 | 日記
大腿四頭筋のを4つに分けた中に「内側広筋」「外側広筋」があります。

本日は、この「内側広筋」「外側広筋」を写真と絵を使いながら位置を把握して頂こうと思います。

「内側広筋」は、太ももの骨(大腿骨)の大転子より少し下の、骨の内側から始まります。



「外側広筋」は、太ももの骨(大腿骨)の大転子のすぐ下で、前側から始まります。

そして、どちらの筋肉も大腿直筋と同様に膝のお皿の骨に終わります

どちらも、関節を膝しかまたぎませんから単関節筋となります。

2つの筋肉は、とても厚みのある構造になっています。


2つの筋肉の全貌を、色々な角度から見ていきましょう。


まず正面から見て行きます。

真ん中の赤い筋肉が大腿直筋です。

太ももの大腿直筋の内側にある、オレンジ色の線で囲んだ部分に「内側広筋」はあります。

同様に大腿直筋の外側にある、水色の線で囲んだ部分に「外側広筋」があります。

その名の通り「内側広筋」太ももの内側にあり、言い方を変えると大腿四頭筋の中でも内側に位置しています。

「外側広筋」太ももの外側にあり、大腿四頭筋の中でも外側に位置しています。

大腿直筋をはずしてみると、更に「内側広筋」「外側広筋」全体が見えてきます。

この絵の「内側広筋」「外側広筋」はピンクの部分と赤い部分があるのが分かりますか?

ピンクの部分が、普段は大腿直筋の裏に隠れている部分です。

「外側広筋」は膝のお皿の上で終わっているのに対し、「内側広筋」はお皿のところまで長く存在していることになります。



他の筋肉との位置関係を見ていきましょう。

黒い○が膝のお皿の位置です。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑が大腿筋膜張筋、ピンクが腸腰筋です。

今度は、膝に近いところをクローズアップしてみましょう。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑は大腿筋膜張筋と大殿筋があわさった、腸脛靭帯です。


それでは、ここから人の身体の表面から場所を確認してみて下さい。

同じく正面からの写真です。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋です。

このモデルさんの左足は少し内側から見た状態になっていますね。


オレンジのふくらみが「内側広筋」水色のふくらみが「外側広筋」、黄色のふくらみが大腿直筋、緑の○の場所が大腿筋膜張筋です。

膝に近いところを拡大して撮った写真です。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑が腸脛靭帯です。


少し内側に股関節をねじって「内側広筋」を正面にした写真です。

オレンジが「内側広筋」、緑が大腿筋膜張筋~腸脛靭帯です。


オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋、緑の○が大腿筋膜張筋、ピンクの○が腸腰筋の場所です。


オレンジが「内側広筋」、黄色い○が大腿直筋の場所です。

膝を立ててみます。

指でつまんでいる盛り上がった部分が「内側広筋」です。


こちらも上の写真と同様に指でつまんでいる部分が「内側広筋」になります。


オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋、緑の○が大腿筋膜張筋の位置です。


オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋、ピンクの○の位置が腸腰筋になります。


次回は、角度を変えて、横と後ろから書いた絵や写真で筋肉を立体的にイメージできるようにしていきましょう







股関節の不安を一緒に取り除きましょう











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