笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

硬い筋肉は、良い筋肉?

2017-05-15 19:00:40 | 日記
運動する人は筋肉がしっかりついていて、羨ましく見えるものです。

ボディービルダーもガッチリした筋肉がついていて凄いですね。

私もあんな風な筋肉をつけたい!

と憧れを持つ方も多いと思います。


しかし、ここで落とし穴があるようです。

あんな風な筋肉の「あんな風」を誤解している方が、話を聞いていると多いように感じます。

スポーツ選手の筋肉を見て「硬くていい筋肉をしているなー」と思われている方、いませんか?

硬い筋肉が良い筋肉だと言う思い違いが、何故か浸透しています。

スポーツをしている最中で、力を入れている時の筋肉は、硬くて良いのですが、

スポーツ選手の筋肉は、競技中以外の休んでいる時は、とても柔らかい状態です

運動していても、休んでいても、常に硬いわけではありません。

もし、そのような状態であれば、筋肉が病気の状態です。


皆様の話を聞いていると、

「この筋肉は硬くて、良いんだけど、

こっちの筋肉はふにゃふにゃだから、筋トレして、もっと筋肉をつけないといけないと、思って」

と言われることがあります。


この方の話を私が言い換えると、

「この筋肉は硬くて、悪いから、ほぐさないといけませんね。

こっちの筋肉はふにゃふにゃだから、良い状態なので、この状態をきぷしていきましょう」

になります。

真逆の答えになります。


当院に通って頂いている方の中で、日常生活を送ると考えた時に、

足の筋肉トレーニングが必要な方は、1割いません。

ほとんどの方が筋トレをしなくても、今もっている筋肉の量で十分、生活が送れます


勿論、スポーツ復帰したいと言う希望の方は、筋トレの必要な方もいらっしゃいますが。


問題は筋肉の量ではなく、筋肉が硬いと言う質の問題です

力を抜いた時に硬い筋肉をほぐして柔らかくし、

力を入れた時は硬くなり、休んでいる時は柔らかい状態のメリハリの利いた筋肉を作っていきましょう。

そのような筋肉を獲得できたときには、痛みが取れている状態です



力を入れていないのに硬い筋肉は、悪い筋肉です。





夢の目は飛び出てます








股関節の不安を一緒に取り除きましょう