笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

「ねじれ」が「ねじれ」を呼ぶ

2011-09-22 12:43:36 | 日記
10月から「松本深圧院 新大阪」が始動します。

10月4日  プレオープン
10月21日 本オープンです。

しばらくは毎月7日程度の施術日しか設けられません。

年内の予定です。

●10月 4日~ 5日 松本 予約受付は行いません。 
 10月21日~25日 早川 インターネット予約になります
●11月 4日~ 7日 早川 インターネット予約になります
 11月24日~26日 田山 インターネット予約になります
●12月 2日~ 5日 早川 インターネット予約になります
 12月14日~17日 松本 インターネット予約になります


場所は新大阪駅から歩いて7分。
淀川区宮原1丁目です。





人間の身体は大きく見ると1つのかたまりです。

ですから、ある1つの関節で運動が起きると、その運動の影響が筋肉などを通じて近くの関節に波及します。

例えば、膝関節が動けば、股関節と足関節にも動きが出るといった事です。

では、歩行時に股関節・骨盤・背骨のねじれ運動が、どのように他の関節に影響を及ぼすかを考えてみます。

股関節痛のある方は、左右の腕の振りを見てみると、悪い方の足の腕の振りが小さいことが多いです。

この原因の1つとして、背骨ねじれ運動が挙げられます。

通常、前に腕を振った時、背骨はその腕の方に向かってねじれ(回旋)ます。

つまり、腕の振りが小さいということは、背骨ねじれ運動も不十分と言う事です。

そして、骨盤背骨ねじれ運動の方向とは逆方向に動きます。

例えると、右手を前に振った時、背骨も右回転のねじれが起き、骨盤は左回転のねじれが生じます。



骨盤ねじれると、骨盤と地面に挟まれた両側の股関節ねじれ(回旋)運動が起きます。

背骨ねじれ運動が小さいということは、骨盤の逆方向へのねじれが小さかったり、股関節ねじれ運動が不十分であることを意味します。

このように、それぞれが影響しあっているわけです。


特に股関節痛がある方は、当然股関節ねじれ(回旋)運動が障害されやすく、その影響が骨盤~背骨に伝わって行く傾向にあります。

また、足の筋肉を必要以上に使ったり、同じ筋肉ばかりを使っていると、筋肉の緊張が高まり硬くなってきます。

硬くなる筋肉の代表が大腿筋膜張筋と言う、股関節~膝関節にかけて太ももの外側を通った筋肉です。





大腿筋膜張筋が過度に使われると、お尻の筋肉である大殿筋の出番が少なくなり、お尻のボリュームが減ってしまいます。

上記のような足の筋肉が硬くなることから、背骨のまわりにある筋肉も硬くなり、背骨の動きが悪く、腕の振りが小さくなるといった現象が起きます。


もし、このような足の筋肉の緊張が高い状態で筋力トレーニングを行ったら、どうでしょう?


筋力トレーニング終了後、その鍛えた筋肉に痛みが出る事があります。

このような根拠から、筋肉の緊張を正常に戻すことが最優先されます。

筋力トレーニングは、その後です。


以上の様に、股関節ねじれ(回旋)運動の機能は非常に重要です。

股関節痛が出現すると、ねじれ運動が能力低下しやすいですから、この動きを維持・改善できるように治療していきましょう



先日、実家に帰り、久しぶりにクッキーに会ってきました。
おばあちゃんになったな~って感じでした。
長生きしてね





股関節の不安を一緒に取り除きましょう