笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

4月からを振り返って。

2011-09-01 16:27:15 | 日記
Le Salon Ginzaに入職して、5カ月が経ちました。

始めのうちは予約もなかなか入らない時期が続きましたが、最近は予約を頂けるようになり有り難く思っています。

予約が入らなかった当初は、時間がありましたから、その時間を利用して股関節について再度勉強をすることができたので、それはそれで自分にとって必要な時間だったのかな。と思っています。

最近の予約状況としては11時~17時までは、沢山ご予約が頂けています。

しかし、17時以降、特に19時の枠は、空いていることが多いです。

これは、予約いただいている方は、主婦の方が多く、仕事帰りに施術を受けに来られる方が少ないからだと見ています。

今後、午前中の枠を増やす方向で予約時間設定の変更を検討しています。


私の身体にも変化が見られ、施術で身体を指で強く押す事により、指が痛い、肩が痛い、首が痛い、とにかく何処かが痛い日々が続きましたが、今はそれもだいぶ治まってきました。まだ、たまに指は痛みますが・・・。

また、松本先生より「肩が出来てくれば、もっとしっかり押せるようになる」と入職前から言われていました。

その頃は、それがどう言う事なのか、良く分かりませんでしたが、今はその意味がよく理解できるようになり、自分でも肩が出来てきた感覚、つまりは強く押せるようになった感覚があります。

施術する人数を経験していくにつれ、筋肉の状態を指や肘で感じ取ることも分かってきました。

しかし中には施術後、思うように改善が見られない方もいらっしゃいます。

傾向としては、股関節に痛みが出てから経過が長い方が多い状況です。

そのような方は、その場では効果が出ても、すぐに元に戻ってしまうと言う話を聞きます。

筋肉を触ってみると、確かに硬さが元に戻ってしまっています。

痛みに歴史があるので、痛みが根強い感じがします。

そういった方の場合は、施術後に痛みが改善した状況が、回を追うごとに1日づつでも伸びるようにと思いながら施術にあたっています。


「痛み」というのは、本当に辛いものです。

私は変形性股関節症でも、先天性股関節脱臼でも、臼蓋形成不全でもありませんから、股関節に痛みのある方の気持ちは分かっていないのかもしれません。

しかし、病院時代から含め5年間痛みを持った方々の横で、その辛さを目の当たりにしてきました。

ですから、他の一般の方よりは股関節に痛みがあるという辛さを、多少なりとも分かっているつもりでいます。

「痛い」というのは辛いんです。

私は一人一人の痛みと接する時間は施術時間の60~90分だけです。

でも、皆様は痛みと24時間一緒に生活しています。

それがどれだけ大変なことで苦痛を伴うかは、はかり知れません。

どうにかその「痛み」をやわらげたい、無くしたいと言う思いで施術に向かっています。

施術では身体を強く押されて痛みに耐えて頂いているわけですから、ただ痛かっただけで終わってはマイナスです。

痛みに耐えることで身体が良くなったという実感をして頂けるように日々励んでいます。


今後も、日々勉強し、どうしたら全ての方の「痛み」「可動域」「歩行」を良い方向に向けていけるかを追究していく次第です。

また施術を受けて頂いた、方々からもアドバイスを頂きながら更なるステップアップを図っていきたいと思っています。

どうぞ宜しく御願いします。




股関節の不安を一緒に取り除きましょう