チタンと言えば憧れの金属です。（男は金よりチタン？）
ライカやニコンＦなどにはチタン合金の外装が奢られたモデルがあります。末期のコンタックス（京セラ）はチタンじゃなければコンタックにあらず、、という感がありました。
自分がチタンを知ったのはイタリアの誇る自転車部品メーカー「カンパニョーロ」の変速機です。（写真）このガラクタのような部品のボルトの部分（２つの丸い六角レンチ穴のボルト）がチタンなんです。
古い部品（25年前）なので他の鉄ねじは錆が浮いていますがチタンの部分は錆も傷もなくとてもきれいです。価格もここがチタンというだけで確か１万円ぐらい高かったような、、
これもうる覚えですがレース中にこの部分が破損したため強度と軽量化対策に最高級のこのスーパーレコードのリアディレーラー（変速機）にはチタンが採用されたと聞いたことがあります。
腐食したら大変こまる原子力発電所のパイプ類にも使われています。
ジェットエンジン、ロケットエンジンの高熱にさらされる部分にも使われているとか、、
魔法の金属ですね、、
デジカメでチタン外装という機種もありますが耐久性や強度が売りの金属なので、中身が３ヶ月で陳腐化してしまうデジカメには必然性を感じませんね、、、なのでチタンであるということに魅力を感じません。
銀塩カメラなら半永久的に使える感じがしたので憧れの対象にもなり得ました。
（結局、銀塩カメラも危うい）
マジンガーＺの超合金Ｚも企業秘密で分かっていないですがたぶんチタンでしょう。ガンダムも月で採れる？作る？チタンだとか（工作班による）
というようにモノ好き男の子にはチタンの鈍い輝きはプラチナやゴールドより魅力的に写り、最も憧れるイカす金属なのではないのでしょうか、、（自分だけ？）
チタンよりマグネシウム合金がお似合いのGR DIGITAL初代で、イカすイタリアンデザインのカンパニョーロ・スーパーレコード・リアディレーラー２代目を撮る。