本日、。
最高気温20℃の予報。いよいよ桜も咲き始めそうな気候。
先日、自然菜園スクールの入門コースの開催日でした。
そこで、今年の入門コースは、今までと異なり、畝立てを一から学びました。
今までは、手探り状態で、参加メンバーによって毎年安定せず、試行錯誤でしたが、今年10年目なので、
今年の入門コースは、とことん基本を学び、応用への足がかりを学び、
実践コースでは、自然観察を深め、自然菜園の実践的な応用技術や考え方を学ぶ形になっております。
まずは、草が生えている場所に畝「うね」(野菜のベット)を立てる前に、草を刈る基本を学び体験してもらいます。
草の生え際(地際)である草の生長点以下をのこぎり鎌でとらえながら、
のこぎり鎌を挽きます。
刈った草は、あとで使うので、脇にどかすと土が見えてきます。
のこぎり鎌とは、稲刈り用の鋸刃がついた鎌のことです。
根は残して、地上部を刈ることが大切です。
糸で、畝のラインをつけてあります。
畝とその両脇の通路になる部分も丁寧に草を刈っておくことが、畝立て最大のポイントです。
この後、両脇の土を盛り上げて、畝を立てるのですが、
畝の肩のラインを前もってスコップで見切りをつけておきます。
それから、内側の土を盛る部分は、スコップでテコの原理で、根を切ると同時に、空気が入るようにしておきます。
※庭や駐車場だったりした場合は、土がとても固く水はけが悪い場合は、
その時は、補う量の全体量の必要量の堆肥・クン炭の半分をスコップで土とよく混ぜておきます。
通路の土を畝へ盛り上げていきます。
畝の高さは、地域風土によっても育てる野菜によっても異なります。
基本は、10~15㎝。
土が重い粘土質などでは、もっと高く20cm以上。水はけを良くしたいからです。
みんなでやってみますが、以外と同じようにできないものです。
私も師匠から「スコップの使い方が違う」とさんざしごかれたものです。
みんなで、土を盛り上げて、何となく畝歩くなってきました。
大概の畝立ては、これで終わってしまうものですが、自然菜園では、一度立てた畝を修復しながら不耕起で何年にもわたって使い続けるので、
野菜が自然に育つためにとことん丁寧に整えていきます。
新たに盛り上げた土を手や、スコップでほぐしながら、平らになるように馴らしていきます。
クン炭
クン炭は、酸性の土質を中和もしてくれるだけでなく、通気性を良くしてくれ、土の生き物の住処になり、根張りを良くしてくれます。
完熟の自然堆肥を用意します。
この完熟堆肥は、一昨年の生徒さんと一緒に造った畑の周囲の草、ワラ、モミガラ、土、米ぬか、鶏床からできており、1年間熟成させたものです。
市販の場合、良質な牛フン堆肥(もしくは豚プン堆肥)に腐葉土ともみ殻、米ぬかなどを加え、水を調整し、再発酵させ、熟成させておくか、
霜が降りる1ヶ月前に、畝立てを行う際に、クン炭、市販の良質な牛フン堆肥だけでなく、腐葉土、米ぬかを加え、一冬熟成させるとよいでしょう。
先に完熟堆肥を撒き、
撒く量は、1㎡に1~5ℓと、土の肥沃度に合わせます。
クン炭を撒きます。
撒く量は、1㎡に1~3ℓと、土の酸度と土質に合わせます。
堆肥などを撒いてから、半日以内にレーキや熊手を使い、浅く混ぜていきます。
通常の畝立ては、立ててふわふわの状態で、完成するか、作付を行いますが、
土が乾燥しないように、土が風で飛ばされないように、手で平らにしながら鎮圧します。
鍬や板などで鎮圧してもきれいにできるのでお奨めです。
最後に、刈った草を畝を覆うように敷き戻します。
草が多い場合には、畝肩や通路にも敷くといいでしょう。
草が少ない場合は、そのままでも悪くないのですが、そのままでは土が乾いて死んでしまうので、以下の方法のいずれかがお奨めです。
・クン炭を薄く敷いておく。
・もみ殻(もしくはもみ殻堆肥)を敷いておく
・ワラを敷いておく
・周囲の草を持ってきて敷いておく
・腐葉土(落ち葉はよろしくない)を敷いておく
・ハコベなどを移植しておく
・エンバクを撒いておき、ある程度生えてきたら、刈って敷き草にする
この状態で、秋や春(平均気温が10℃)であれば、1カ月以上。
初夏から初秋は2週間以上。土と堆肥、クン炭などを馴染ませてから、作付するようにします。
そのため、秋でいえば、霜が降りる1ヶ月前が畝立て最適期で、春先であれば梅が開花してから1カ月程度置いてから作付になります。
有機物を投入した場合は、化学肥料とは異なり、どうしてもある程度の温度と期間がないと土の微生物が働かず、発根障害、発芽障害をもたらしてしまうので、事前の準備が必要です。
畝立て後に、通路に緑肥mixを播くとさらに自然に育てやすくなりますよ。
いよいよ明日4/6(水)より2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)
コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。
Ⅰ.~育苗を学びたい~
■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め
Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。
■自然菜園・実践コース(安曇野校)
1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
■自然菜園見学コース(長野校)
実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。
Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
■自然稲作の勉強会(長野校)
お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め
各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みお問い合わせはホームページからお願いいたします。
最高気温20℃の予報。いよいよ桜も咲き始めそうな気候。
先日、自然菜園スクールの入門コースの開催日でした。
そこで、今年の入門コースは、今までと異なり、畝立てを一から学びました。
今までは、手探り状態で、参加メンバーによって毎年安定せず、試行錯誤でしたが、今年10年目なので、
今年の入門コースは、とことん基本を学び、応用への足がかりを学び、
実践コースでは、自然観察を深め、自然菜園の実践的な応用技術や考え方を学ぶ形になっております。
まずは、草が生えている場所に畝「うね」(野菜のベット)を立てる前に、草を刈る基本を学び体験してもらいます。
草の生え際(地際)である草の生長点以下をのこぎり鎌でとらえながら、
のこぎり鎌を挽きます。
刈った草は、あとで使うので、脇にどかすと土が見えてきます。
のこぎり鎌とは、稲刈り用の鋸刃がついた鎌のことです。
根は残して、地上部を刈ることが大切です。
糸で、畝のラインをつけてあります。
畝とその両脇の通路になる部分も丁寧に草を刈っておくことが、畝立て最大のポイントです。
この後、両脇の土を盛り上げて、畝を立てるのですが、
畝の肩のラインを前もってスコップで見切りをつけておきます。
それから、内側の土を盛る部分は、スコップでテコの原理で、根を切ると同時に、空気が入るようにしておきます。
※庭や駐車場だったりした場合は、土がとても固く水はけが悪い場合は、
その時は、補う量の全体量の必要量の堆肥・クン炭の半分をスコップで土とよく混ぜておきます。
通路の土を畝へ盛り上げていきます。
畝の高さは、地域風土によっても育てる野菜によっても異なります。
基本は、10~15㎝。
土が重い粘土質などでは、もっと高く20cm以上。水はけを良くしたいからです。
みんなでやってみますが、以外と同じようにできないものです。
私も師匠から「スコップの使い方が違う」とさんざしごかれたものです。
みんなで、土を盛り上げて、何となく畝歩くなってきました。
大概の畝立ては、これで終わってしまうものですが、自然菜園では、一度立てた畝を修復しながら不耕起で何年にもわたって使い続けるので、
野菜が自然に育つためにとことん丁寧に整えていきます。
新たに盛り上げた土を手や、スコップでほぐしながら、平らになるように馴らしていきます。
クン炭
クン炭は、酸性の土質を中和もしてくれるだけでなく、通気性を良くしてくれ、土の生き物の住処になり、根張りを良くしてくれます。
完熟の自然堆肥を用意します。
この完熟堆肥は、一昨年の生徒さんと一緒に造った畑の周囲の草、ワラ、モミガラ、土、米ぬか、鶏床からできており、1年間熟成させたものです。
市販の場合、良質な牛フン堆肥(もしくは豚プン堆肥)に腐葉土ともみ殻、米ぬかなどを加え、水を調整し、再発酵させ、熟成させておくか、
霜が降りる1ヶ月前に、畝立てを行う際に、クン炭、市販の良質な牛フン堆肥だけでなく、腐葉土、米ぬかを加え、一冬熟成させるとよいでしょう。
先に完熟堆肥を撒き、
撒く量は、1㎡に1~5ℓと、土の肥沃度に合わせます。
クン炭を撒きます。
撒く量は、1㎡に1~3ℓと、土の酸度と土質に合わせます。
堆肥などを撒いてから、半日以内にレーキや熊手を使い、浅く混ぜていきます。
通常の畝立ては、立ててふわふわの状態で、完成するか、作付を行いますが、
土が乾燥しないように、土が風で飛ばされないように、手で平らにしながら鎮圧します。
鍬や板などで鎮圧してもきれいにできるのでお奨めです。
最後に、刈った草を畝を覆うように敷き戻します。
草が多い場合には、畝肩や通路にも敷くといいでしょう。
草が少ない場合は、そのままでも悪くないのですが、そのままでは土が乾いて死んでしまうので、以下の方法のいずれかがお奨めです。
・クン炭を薄く敷いておく。
・もみ殻(もしくはもみ殻堆肥)を敷いておく
・ワラを敷いておく
・周囲の草を持ってきて敷いておく
・腐葉土(落ち葉はよろしくない)を敷いておく
・ハコベなどを移植しておく
・エンバクを撒いておき、ある程度生えてきたら、刈って敷き草にする
この状態で、秋や春(平均気温が10℃)であれば、1カ月以上。
初夏から初秋は2週間以上。土と堆肥、クン炭などを馴染ませてから、作付するようにします。
そのため、秋でいえば、霜が降りる1ヶ月前が畝立て最適期で、春先であれば梅が開花してから1カ月程度置いてから作付になります。
有機物を投入した場合は、化学肥料とは異なり、どうしてもある程度の温度と期間がないと土の微生物が働かず、発根障害、発芽障害をもたらしてしまうので、事前の準備が必要です。
畝立て後に、通路に緑肥mixを播くとさらに自然に育てやすくなりますよ。
いよいよ明日4/6(水)より2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)
コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。
Ⅰ.~育苗を学びたい~
■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め
Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。
■自然菜園・実践コース(安曇野校)
1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
■自然菜園見学コース(長野校)
実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。
Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
■自然稲作の勉強会(長野校)
お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め
各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みお問い合わせはホームページからお願いいたします。
ブログの記事と直接関係ないので、恐縮なのですが幾つか質問させて下さい。
・じゃがいもの植え付け後は、花が咲くまでは土寄せ、開花後は、草マルチとあるのですが、春は芽が出るまで、結構時間がかかるかと思います。その間は草マルチで土を裸にしない方がいいのでしょうか?
・毎年、モロヘイヤを種から育てております。お薦めのリレープランはありますか?
・玉ねぎが、べと病かもしれません。今からできる対策は、何かありますか?
1)そうですね。春植えのジャガイモは、草もあまり生えていないので、土を裸のままにし、草が生えてくる前に、ジャガイモの芽の生長に合わせてどんどん土寄せしていきます。
この時期裸の方が自然ですし、土が温まりやすく、生長が良いと思います。
2)モロヘイヤはまだ攻め切れていないので、わからないことが多いのです。
同じ出身のオクラのように、ナス、ゴボウなどを避けて輪作し、とても背が高くなるので、周囲が日陰にならないような場所を考慮して栽培しております。
3)タマネギべと病に関しては、10年潜伏するカビの病気ですので、今後タマネギができなくなっていく感染源になっておりますので、根本的に改善できる体制を考えて行動することが大切です。
①まずは、まだべと病の初期段階であれば、感染した葉を取り除くこと。
②風通しがよく、水はけがよくなるように努めること。
③日中晴れた午前中に、ストチュウ水を霧吹きで全体に噴射して対処療法で様子をみる。
苗や土壌にカビの菌糸がいる限り、どんどん被害は拡大していくので、
抜本的に改善するまでは、タマネギの栽培を控える。
未熟、腐敗堆肥を使用している場合は使用禁止。
発病したところの土は、元田んぼである場合、収穫後水を張り、殺菌。
もしくは、米ぬかを撒き、透明マルチを張り太陽消毒するなど根本的に殺菌する。
その上で、
苗は感染しないところで育てるか、感染していない苗を購入する。
完熟堆肥と米ぬかを鋤き込み、EM菌など有用微生物群(乳酸菌)などを散布し、良く耕す。
その後、高く畝立てをし、排水溝を掘り、水はけのよい立地にし、
条間を充分にあけて、風通しを良くして栽培してください。
タマネギべと病は発生すると拡大しやすく、完治が難しいカビによる病気です。
拡大する前に、根本的に改善していく必要があります。
ニンニクについてお聞きしたいです。
冬の間あまり見ていなかったのですが、昨日草マルチしていて良く見たらオレンジ色の斑点がいくつかの株にポツポツ出てきてしまいました。赤さび病だと思いとりあえずストチュウ水を葉面散布して、ひどい葉は取り除きました。蔓延しない為の手段は何かありますか?
購入したりん片(ホワイト六片)です。化学肥料と農薬で育てられたタネは病気に対する抵抗力が無いと聞いた事もありますが、このまま自家採種を続けていけば、赤さび病など病気になりにくくなったりしますでしょうか?それとも赤さび病になった物からタネをとると発症しやすくなるものでしょうか。
あと、りん片がくっついていたのか同じ所から2株出てしまっている物があります。一本抜いてしまった方が良いでしょうか。
よろしくお願いします。
そうですか。残念ですね。
1)赤さび病は、発病後は農薬でも効きにくい空気感染力の強いカビの病気です。
農薬・化学肥料で育てられたから、抵抗性がないというのはわかりませんが、
感染力は強いので、発病したニンニクは、二次感染がありますので、発病したものは種イモには用いない方がいいです。
もし自家採種するのであれば、発病しなかった株を今年とは異なる場所で、以下の根本原因を解消して栽培することをお奨めします。
家庭菜園では出にくく、ニンニク農家さんでは出やすい病気です。
というのは、チッソ養分過多が一番の原因で、悪化感染を広げる原因に、風通しの悪い環境、むやみな連作により、被害は拡大します。
食べても問題がないとされる病気なので、収穫後、皮をむいてしまうとほとんどわかりません。
家庭菜園では、春先の長雨で温かい時期に出る病気なので、
未熟堆肥などの未熟有機物を多用し、株間が狭く風通しが悪く、水はけが悪く、環境では、発病は自然発生します。
堆肥を使う場合などは、完熟堆肥を1カ月以上前に施し、土に馴染ませてから、良質なニンニクを15㎝程度、育ったニンニクの葉が触れ合わない程度に植え、風通しを良くしておく配慮が必要です。
2)りん片がくっついていたカブは、去年の内であれば取り除きますが、もうすでに大きくなっている場合、
見ていないので微妙ですが、いまさら取り除いても根の損傷の方が大きく、玉が大きくならないと思います。
私なら、そのまま1片ニンニクが2つ採れると思うので、そのまま生育させて2つ収穫します。
ニンニクの自然な育て方の基本は、球根が大きな種イモを去年野菜が良く育った場所に植え、のびのび育てることです。
種にしない方が良いんですね。。
今年は種用に、、と思っていたので残念ですが、今年は食べられるだけでも感謝して育ててみようと思います。ストチュウを散布しながら様子を見てみます。
堆肥は沢山は入れてなかったので、おそらく、植付け前の準備が上手く出来てなかったように思います。
堆肥が未熟だったり準備期間も短かった気がします。
やっぱり、自分のした事が素直に野菜に出てくるんですね。。
反省を生かして次につなげようと思います。
そうですね。
野菜は素直ですね、ユリ科の仲間でニンニクは一番堆肥にデリケートです。
植え付けは、寒い時期なので、完熟したものを1カ月以上前に浅く鋤き込んでいくと無難です。
夏野菜が良く育った場所では、無肥料で良く育つのでお奨めですよ。
発病後のストチュウは効果があまりないので、
私なら、風通しが良くなるように、込み入った場所のニンニクを葉ニンニクとして間引き収穫して、炒めて食べてしまいます。
やったことはないのですが、酸性に弱いカビなので、ストチュウをかけて塗れた葉に、草木灰を振りかけてみるのも手かもしれません。
責任は持てませんので、半分試してみてよかったら全部やってみるのもいいかもしれません。
もし試してみた場合は、その後どうなったか教えてください。
株間15センチ、条間30センチでしたが、葉が触れ合ってしまうので来年はもう少しだけ広くやってみようと思います。
まだ全体の1割程度の株にポツポツ出てるくらいなので、今朝、他にもうつらないように全体に(あと近くの玉ねぎにも)ストチュウをして、ポツポツしている所だけ灰をふりかけてみました。
草木灰はアルカリ性でストチュウと中和してしまわないか気になりましたが、ストチュウが予防薬、草木灰が治療薬という感じで試してみます。
そうですか。早速行っていただき結果が楽しみです。
推測の話ですが、
ストチュウは効かないと思います。灰を付着させるためと思っているので、水でも構いません。
ストチュウは、酸性が残るほど濃いと葉面散布できません。
私は、ストチュウ水という形で、人工雨水だと思って使っております。
ちなみに、ニンニクの赤さび病は、インフルエンザのように、潜伏期間が10日ほどあるので、発病株がある場合は、すべて感染していると判断した方が無難です。
直接見ていないので何とも言えませんが、葉が触れ合ってしまうほどの風通しの悪さと、未熟状態での植え付けが原因で、春の温かい日の長雨が発病の引き金だったようですね。
もう手遅れですね。。。
でも何とかあがいてみますね。ありがとうございます。
質問を重ねて申し訳ありません。そんな可哀想なニンニクの跡地ですが、予定では遅めのズッキーニを植えようかと思っていました。
問題はありませんでしょうか。
そうですね。
人でも軽い風邪で済む場合もありますし、こじらせて肺炎など拡大していく場合もあるように、
直接ニンニクの病気が、ズッキーニに行くようなことはないでしょうが、、
元気な土壌、元気な野菜であれば、軽い症状ですが、病んだ土壌、ひ弱な野菜の場合、病虫害が拡大していくものです。
もしかしたら、ズッキーニにとっては、その状態が良い場合も想定できますし、ズッキーニよって未熟有機物や過剰な窒素などが吸収されズッキーニの次で良くなる場合もあります。
何とも言えませんので、やってみてみるしかないですね。その後を教えてくださいね。