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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

夏野菜の鉢上げ(大きなポットに移植)

2011-05-04 06:38:18 | 自然菜園の技術 応用
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本日、

ようやく外気の最低気温が5~10℃になってきて、苗の生長がめまぐるしい。


キャベツやレタス、そして写真のハクサイは、小さなポットから大きなポットに移植(鉢上げ)をしました。


ポットの大きさは、自然栽培ではとても重要です。

慣行の育苗ですと、ポットの土に化学肥料を入れるので、ポットの大きさは関係なく養分を与えることができます。

ところが、自然栽培では、土の養分は、土の量に比例し、その土の量に合った根の育ちになるので、
ポットの中の根がある程度狭くなってきたら、大きめのポットに移植してあげます。



ナスの小さな苗です。72穴のセルトレーに本葉が2~3枚ほど出てきたところで、




3寸ポット(9cm)のポットに鉢上げしました。


うちの特徴かもしれませんが、市販の培養土に畑の土をブレンドしているので、
草と一緒に野菜が育っています。


小さなときから草と一緒に育つことで、大きくなってからも草に負けないように強く育ちます。
「三つ子の魂百まで」もといった感じです。


トマトやピーマンは、ななめ植えといって、茎をわざと徒長させてから
斜めに倒して植えてあげます。

そうすることで、茎から新しい根が出て根量が増え、元気に育ちます。


鉢上げした苗は、直射日光や水が葉っぱにかからないないように、
再び温床に戻し、数日養生してあげると、4日目位から新しい根をさかんと出し、更に大きく生長してくれます。

うちの家庭菜園教室で使う、無農薬の苗を合わせると2000~3000本の苗が育苗されます。
大きくて化学肥料で徒長した苗ではなく、
無農薬、無肥料でも栽培が容易になるように、強くたくましく育ててあげます。


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5月の予定

5月11日(水)失敗しない無農薬野菜の育て方(春)
今年から、野菜別により実践的に学ぶことができます。
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

5月14日(土)15日(日)あずみの自然農塾2011
シャロムヒュッテで、自然農を自分の区画を持ちながら学べます。単発参加できます。
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm

5月21日(日)Azumino自給農スクール(田んぼコース)
田んぼの基本から自給できるノウハウまで、一緒に体験しながら学べます。

5月22日(日)Azumino自給農スクール(畑コース)
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。
http://39zzlife.jimdo.com/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/azumino%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%BE%B2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E9%80%9A%E5%AD%A6-%E5%AE%BF%E6%B3%8A/

5月25日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:超カンタン春野菜の種まき、夏野菜の土作り、準備の仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1

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2 コメント

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ポットの土 (いしだ)
2011-05-04 20:41:35
おつかれさまです。あたたかくなってきましたね。
質問2つです。
ポットの土は、畑の土と培養土とどのくらいの割合にされていますか?
また、ハウスない方で、育苗する場合、どのような注意が必要でしょうか。私の場合、毎年日当たりの良い南側にポットをおいておく程度しかできていませんが、、、、
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2011-05-04 22:26:44
いしださんへ

いい質問ありがとうございます。

1)まず、育苗する野菜の適温を知ることです。
ナス・ピーマンであれば、15~30℃以内
トマト・キュウリであれば、10~25℃以内
レタス・キャベツであれば、5~20℃以内
といった目安です。

そこで、育苗する場所の最低・最高の温度の範囲を知ることが大切です。

知るためには、最低・最高温度計というものが1500円程度で市販されているので、
実際に計ってみるといいと思います。

夏野菜は、昼間は、日だまりを利用して、夜間は室内が無難です。

2)うちでは、育苗土に畑の土を1~2割入れています。

市販の育苗培土にもよりますが、少し畑の土をフルって入れることで、土の比重が重くなり強い根が張りの苗になり、野菜が強くなるように感じます。

余り入れすぎると、養分が足りなくなったりと試行錯誤で難しいですが、養分が少ない比重の重い土で育苗すると強い苗になります。

無難な線でいえば、野菜用の培土に1割畑の土をフルって入れてみて様子を見てください。

どうでしょうか?
返信する

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