無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

保存野菜の準備

2012-11-28 19:26:22 | 自家採種
本日、


昨日は裏山で、雨ならぬ雪が降ってきました。
いよいよ冬本番です。


タクワン用のダイコンを洗いました。

長野では珍しい長いタクワン用の固いダイコン「赤口ダイコン」です。
この種は、春にブログで紹介した自家採種で更新した種子です。

「赤口(あかぐち)大根」は長野県諏訪地方の在来大根です。
やや小型の大根で、長さ20~30cm、首の部分が赤く色付きます。
肉質は硬く歯切れの良い長期貯蔵用のたくわん大根で味噌漬けなどにも最適です。

凍らないように干して、タクワン漬けにする予定です。




サトイモとショウガもやっと洗いました。

いずれも亜熱帯性の野菜なので、寒い安曇野では、サトイモだけが穴を掘って埋めると春まで保存できますが、
ショウガは今のところ、越冬したためしがないので、

収穫したショウガは、お酒に漬けたり、醤油に漬けたりしてすぐに使える調味料に加工し、
それ以外は刻んだりして冷凍庫で保存しながら使います。

タネ用のサトイモは、すでに穴を1m掘って保存してあります。
年内に食べる分のみ今回洗い、軽く干してから段ボールで室内保存しながら食べてるようです。

サトイモのなかでも粘質でモチモチ美味しい福井県の在来種「大野芋」がうちのサトイモで、
毎年連作で田んぼの畦でショウガと混植しながら育てています。

安曇野は、12月までは何とか畑の野菜が食べることができますが、
1~5月まで畑の野菜は、越冬野菜(ニンニク、タマネギなど)冬菜以外はほとんどなくなり、5月下旬まで新鮮な野菜がほとんどなくなります。

そのため、年内に土に埋めたり、以前紹介したように干し野菜にしたり、漬け物にしたり保存加工して年内に採れた野菜を長く食べられるように工夫します。

長い長い冬の訪れの足音を聴きながら、冷たい水で野菜を洗って冬に備えます。



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